「おまえの人間性が奇麗になったって意味さ。女になってきたって。」  | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 晄史、睦美を見て、 
「姉さん…???」

そんな晄史に睦美、
「うん…???」

晄史、睦美を見てにやけた顔…。

思わず睦美、アヒルのような口で晄史に、
「…い、いや…。何よ、その…。」

晄史、にやけた顔のままで、
「何か、変わった。前より。」

瞬間、睦美、
「へっ…???」
とぼけた顔をして、
「あ、いや…。…そんな…。」

「ははははは。」
晄史。
「…って、前だったら、そんな…。自分から話すなんて。」

誓も、
「ふふふふふ。うんうんうん。」

暁美、
「はは。一皮、剥けたかい。」

瞬間、誓、後ろに体を振り向かせながら、
「あ。お義母さん、それ、凄~~~い。かかかかか。」

「うん…???」
晄史。誓に、
「ねね、それって、どういう意味…???」

瞬きしながら睦美も、
「あ。うんうんうん。」

暁美、
「かかかかか。誓、ふたりに教えてあげな。」

誓、
「あ、うん。」
そして、晄史と睦美を見て、
「つまりは~~。いろんな、困難な事を乗り越えて~~。より逞しくなったって言う意味。」

晄史、感心したような顔で、
「へぇ~~~。」

睦美は、
「へっ…???…うそ。…私…???」
自分に指を。

暁美、
「ははははは。睦美~~、おま。少し、奇麗になったんじゃないのかぃ~~。」

いきなり赤くなる睦美、
「へっ…???…いや。…別に…。」

暁美、睦美を見て、
「かかかかか。いや…。そんな…。はははは。」
笑いながら、
「顔が奇麗って言うのは、おま、前からだけど。私が言うのは、おまえの人間性が奇麗になったって意味さ。女になってきたって。」

晄史も誓も、ニコニコと、
「うんうんうん。」

「ピアノ講師にもなったし。セレモニーのピアノ演奏者にもなった。」

誓、
「あ、うんうんうん。セレモニーのホームページ見たよ。凄い奇麗でいい感じ~~。」

睦美、
「え…???…ホームページ出来た…???」

「あ、うん。ほら。」
誓、スマホでブライダルセレモニー花柳のホームページを開いて睦美に。

睦美、それを見て、
「あ、ほんとだ~~。」

晄史も、
「どれどれ~~。」
そして自分のスマホで。
「あ、うんうんうん。あは。トップページに姉さん。」

睦美、
「恥ずかしいんだけどね~~。」

誓、
「でも、凄い素敵に撮れてる~~。」

暁美、睦美に、
「おまえに、輝ける時期が訪れたって、事なんだよ、きっと。」
そして暁美、ソファから立ち上がり、
「さてと。私は先に休むよ。明日も早いからね。」
そして歩き出す。睦美に、
「本当に高井戸さん、大丈夫なんだろうねぇ。」

その声に睦美、コクリと。
「うん。…そんな、数千万で倒産するような会社じゃないって、耀司さん本人も言ってるから。」

暁美、その声にニコリと。
「はははは。そうかぃ。じゃ、安心だ。」
そして暁美、リビングから廊下に。

晄史、
「へぇ~~~え~。凄いな高井戸さん。そんな風に。」

誓も、
「だよね~~。」

睦美、
「それこそ。芙美花さんのために5千万の蓄えがあるって。」

瞬間、晄史、目を見開いて、
「う~~~っそ!!!」

誓もビックリ仰天の表情、
「かぁ~~~。凄い。」
そして、へ垂れた顔で、晄史に、
「私たちなんて、まだ。まだまだまだまだ。」

晄史、誓の声に、口をへの字にして、
「だよね~~~。」
目をぐるりと。
「なんでそんなに貯金…???」

睦美、キッパリと。
「俺のしあわせは~、芙美花がしあわせになってくれる事だからって。」

顔を振りながら晄史、
「いやいやいや。さすが。凄い。」

「私なんて、もし通帳に数百万の貯金あって。それが詐欺に遭ったらって、もしなったら。それこそ、人生の終わりだよ~~。」

「明日、警察に被害届。そして銀行にもって。」
睦美。

晄史、頷きながら、
「うんうんうん。」





翌日、耀司、麹屋と連絡を取り合い警察に被害届。
そして、そのまま銀行へと。

警察では即、捜査に入ると。


…そして、銀行では、逆に頭を下げられ、
「申し訳ありません。当行の不手際としか、言い訳が…。現在も調査中ですが…。未だに何とも…。」

麹屋、
「もしかして…。警察からも言われたんですが、今回、万が一、海外からの…。」

乙羽(おとわ)銀行、東京銀座本店、融資本部長、桜庭栄(さくらばさかえ) 。
頭を何度も下げながらも、
「申し訳ありません。私共、警察でもありませんので、そこまで何とも…。…その、仮に、国内ではなく、海外からのアクセスと…、なると。当行でも、全く前例がなく、レアなケースで…。…おそらく…。警察でも捜査となると、かなりの…。…まっ、海外からの場合となると…。中々どうして…。」

耀司、麹屋を見て。

麹屋も。そして頷きながら、
「やはり…。」

桜庭、
「誠に申し訳ありません。…仮に…。賠償責任という事になりましても…。…その…。契約、そのものが…。」

麹屋、
「えぇ。承知しております。銀行側には責任はない。と。」

「大変、申し訳ありません。」
そして桜庭、
「如何にして、口座に侵入したのか、現在。」

耀司、
「分かりました。」

麹屋もそれに頷く。








ママでいい…。   vol,257.   「おまえの人間性が奇麗になったって意味さ。女になってきたって。」

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