「ピアノで永遠の愛の、エスコートまでしてくれたの。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ  睦美、竹澤に嬉しさを満面表現して、コクリと、
「ありがとうございます。」

竹澤、汐梨に、
「ねね。汐梨さん。…で、例の件は…???」

汐梨、その声にコクリと。
「はい。現在進行形でございます。」

竹澤、眞鍋に、
「ウチのホームページ。見てみる…???」

睦美、思わず目を真ん丸にして、
「え…???…もぅ、出来てるんですか…???」

「まっ。まだ、完成ではないんだけど、凡そは。」

持っているタブレットを。
「こちらです。」
汐梨、タブレットの画面をテーブルに、ふたりに見えるように。

竹澤、
「汐梨さんのお兄さん、Webデザイナーでしょう~~。だから、お願いしてるの。」

睦美、
「えぇ~~。汐梨さんから聞いて存じております。」

竹澤、ホームページを見て、
「うんうんうん。いい感じ。」

睦美も見て、
「わぁ~~。素敵~~。へっ…???」

竹澤、画面を見て眞鍋を見て。

睦美、
「うそ。そんな~~。」
顔が赤面状態。

竹澤、
「あの日のカメラマン、素敵な仕事、してくれたわ。ふふふふ。」

何と、以前の結婚式のふたりの写真。そして、その両端を埋めるコラージュ写真。
そのコラージュたちの一番上に、
あの日の結婚式で可憐にピアノを弾いている睦美の姿がトップページに堂々と。

睦美、赤面状態のままで、
「そんな…。私…。」

汐梨、ニッコリと。
「素敵な写真よ~~。」

竹澤もニッコリと。
「うんうんうん。眞鍋さん、とにかく、奇麗ですもの。かなりの写真映え。ふふふふ。…って言うか、まだ。当然、未完成だから、公表はしてないですから。当然、当人からの承諾がないと~~。」
そこまで言って竹澤。
「但し。もちろん、沢村ご夫婦の承諾は得ております。使って頂けるなんて感激です。最高の結婚式でしたから~~。一生の思い出と宝物です。って~~。」
笑顔満面の竹澤。
「しかも、このトップページを見てビックリして。眞鍋さんには感謝しかありません。真登香さんなんか、涙まで流して~~。」

汐梨もその話に、ニコニコと、
「そうでしたね~~~。」
そして、睦美を見て、
「睦美さん。睦美さんが真登香さんと篤志さんに、ピアノで永遠の愛の、エスコートまでしてくれたの。」
そして、
「それだけ、睦美さんのピアノ演奏はあのふたりの心の結びつきを強くした。ううん。あの会場にいた、ゲストたち全員にもよ。あなたのピアノ演奏には、必ずの感動がある。人の心を動かせるの。」

その話に竹澤も微笑みながらコクリと。

睦美、まだまだ赤面状態のままで、僅かに顔を前に、
「ありがとうございます。…そんな風に言って頂けて。」

そして…。

…実は。…この時の汐梨のこの言葉が、
今後の睦美のヨシカワ音楽教室でのピアノ講師としての、大きな支えとも、なるのである…。
けれども睦美は、この時点では、それをまだ知らない。

睦美、木守に、あらためて、
「そんな風に言って頂けて~~~。」
そして竹澤を見て、
「はい。」
コクリと。
「お願いします。」

竹澤、ニッコリと、
「ありがとう~~。」

汐梨もニッコリと。
「ふふ、そうこなくっちゃ~~~。はははは。」

竹澤、そんな汐梨を見て、目をパチクリとさせながら、
「あ。でも。」
汐梨と真鍋を見て、
「汐梨さんと、眞鍋さんって、そんなに…、近しい間柄なの…???…眞鍋さんって、音楽教室の事務局員としか…。まま。」
またふたりを見て、
「まま。汐梨さん、麻沙美ちゃんがいるから、ピアノのレッスンしてるっていうのは知ってるけど…。その音楽教室の…。でも、そんな…、事務局員と、レッスン生のおかあさんが…。」

瞬間、睦美、目をパチクリと。そして口を真一文字に。
汐梨と睦美の、僅かな沈黙。
汐梨も目をパチクリ。

そんなふたりを見て竹澤、思わず、
「ふふ。やっぱり~~~。…それなりに、何かしら、ありますか~~~。ふふふふ。」

汐梨、納得したような顔で、
「さすがに、支配人。そうなりますか~~。」

竹澤、ニッコリと。
「私を誰だと思ってる~~???…ふふふふ。」
そして。
「当然、守秘義務はありますけど。」
語尾を強めて。

そして汐梨、睦美も納得行くように睦美に説明して睦美もコクリと。
そして話始める。





話を聞きながらに竹澤、喜びの顔で、
「まぁ~~~。ははははは。」
汐梨を見て、眞鍋を見て、
「何~~。そういう事になってたの~~???…もぅ~~。凄~~い。」

またまた睦美、顔を真っ赤にさせて。恥ずかしそうに顔を傾げながら。

竹澤、残念そうな顔をして、
「あ~~ん、もぅ~~~、その話、もっと聞きたい~~~。」
そして、
「な~~んて、そんな、図々しくはねぇ~~~。」
竹澤、嬉しそうに、
「じゃ~~。眞鍋さん。今はプライベートまでも、何とも充実。」

睦美、ニコニコと。
「はい。」

汐梨、竹澤に、
「それだけじゃありませんよ~~。彼女。これからは音楽教室の事務局員ならぬ、ピアノ講師として動き出しますから~~。」

瞬間、竹澤、目を真ん丸に。
「うそっ。」








ママでいい…。   vol,239.   「ピアノで永遠の愛の、エスコートまでしてくれたの。」

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庄司紗千「おふろ月夜」
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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