芙美花、「だから、私の勝手な想像なんだけど~~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 高井戸家で。

芙美花、椅子に座ってコーヒーを飲みながら、
ソファに座って雑誌を見ている父に、
「おとうさん。」

芙美花に耀司、
「ん~~~???」

「結局の話し。私の勝手な想像なんだけど~~。」

耀司、その声に、
「ふん。」

 

「こういうのも、良いよね。」

耀司、
「うん…???」

「つまりはさぁ~~。ヨシカワ音楽教室が幸いしているって事~~。」

耀司、その声に顔を傾げて、
「うん…???」

芙美花、
「だから、私の勝手な想像なんだけど~~。願わくば、睦美さんには、このまま、今日みたいに、音楽教室の仕事が終わったら~~。ウチに来てもらう。」

間髪入れずに耀司、
「はい…???」

「そうすれば~~。デートに誘えないおとうさんも~~。目の前に睦美さんがいる訳だから~~。当然、気軽に話せるよね~~。」

その話に耀司、芙美花を見て、
「…って、おま…。そんな、簡単に~~。」

その声に芙美花、
「…ってか、この方が一番自然だと思うんだけど、私個人的には~~。」

困ったような顔をして耀司、
「まま。まぁ…。…芙美花の気持ちは、分かるんだけど~~。…そんな…。強引に、職場が近いんですから、毎日、寄って下さい。…って、普通、言えるか…???」

「じゃあ~~。今度、睦美さんが来た時、私、言っちゃうから~~。」

雑誌にまた目を落としながら耀司、
「いやいやいや。そんな…、簡単には…。」





そして…。

その3日後、また睦美、高井戸家に。
「こんにちは~~。」

そして…。
睦美は。汐梨と共に、帰って行った。



芙美花、椅子に座ったままで、腕組みしながらもテーブルにうつ伏せになるように、
「言えなかった。」

耀司、いつも通りにソファで雑誌を。
「ほ~~れ見ろ~~。」

芙美花、顔傾げて、
「…って。…なんで…???…おばちゃんは、あんなにストレートに、しかも、友達感覚で話、出来るのに。」

「まっ。そんなもんじゃないのぉ~~。」
「…って言うか、おとうさん。おとうさん、睦美さんに電話やラインって…???」

耀司、
「いや…。してないけど。まっ。この前、ほら。汐梨が睦美さんに言ったから。睦美さんの方から、電話じゃないけど、ラインは毎日、来るよ。」

その話に芙美花、ヒョットコのような顔をして、
「へぇ~~~~。いやいやいやいや。満更でもないじゃん。」

「まぁなぁ~~。汐梨から、あれだけ言われた手前。睦美さんも。」

瞬間、芙美花、
「…ってか、おとうさん。それって逆。」

途端に耀司、顔を傾げて、
「はっ…???」

芙美花、父を真向に見て、
「あれだけ言われた手前は、おとうさん。完璧に、おとうさん、睦美さんに甘えてる。」

その声に耀司、口をムニュッとして、
「あ。いや…。…て。…そう、言われても…。」






暁美、ソファで本を読みながら睦美に、
「ははは。また、高井戸さん…???」

その声に睦美、恥じらいながらも、
「う、うん。」
こちらはスマホであれこれと検索。

暁美、微笑みながらに、
「そぅかい。はは。まっ。あんたがとにかく、その気になってくれたんなら、かあさんは、嬉しいけどね~~。」
そして暁美、
「それはそうと、晄史たちは、最近、高井戸さんとは。」

「あん。忙しいみたい。とにかくヴァリエットが今、絶好調みたいだから~~。マネージャーみたいに付きっ切りって話。誓は誓でぇ、宣伝ならではの忙しさって。だから、晄史も、高井戸さんには最近は連絡も。」

暁美、
「へぇ~~ぇえ~~。まま。確かに、最近、帰り、遅いから。」


事実。ヴァリエットが韓国でも日本でも好調だった。そのために晄史は付きっ切り。
とにかく、韓国語が話せるスタッフと言うのがユニットに取っては支えになっていた。
当然であるが、マネージャーは、韓国語は話せない。
つまりは、晄史がスタッフでもあると同時に、通訳でもあるのだった。

当然ながら、ヴァリエットの評判がうなぎ上りになるのと同時に、
また新しい日本の女性のユニットが誕生。
こちらも好評で、誓も宣伝の分野で時間が足りない状態でもあった。





そして…。こちら…。

坂下麻友、杉並総合病院、初出勤。
師長の宮前から医師と看護師に紹介された。

その反響が…。誰も彼もが、
「前の主任に似てない…???」
「うんうんうん。最初見た時、びっくりしたもん私。高井戸主任…???…って。」

医師たちも、宮前に、
「おぃおぃ、師長。新しい看護師って。」

他の医師たちも、
「うんうんうん。」

けれども宮前は逆に、
「えぇ。私もそう思います。でもねぇ~~。」
そしてニッコリと。
「逆に、私の方が驚いたくらいだから~~。」

医師たち、
「えっ…???」

「そりゃそうでしょ~~。いきなり目の前に、麻友。あ、いえ、坂下麻友にそっくりって。高井戸祐里子を見た途端に、そう思いましたから。」

その声で、看護師たちも医師たちも、
「あ、あ~~~。なるほど。」
「確かに。」


そして…。








ママでいい…。   vol,182.   「芙美花、「だから、私の勝手な想像なんだけど~~。」

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