「友達も結婚願望、全くなし。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ  「でぇ~~。そのまま彩未さんよりも3つ年上の~~、奈織さん。あの人は~~、結婚して3年目。彩未さんの今の歳で~~。大学時代に知り合った彼氏と~~。結婚。恋愛中の彩未さんと~~、既婚の奈織さん…と、だからかな~~。どっちかって言うと~~。男女間の事しか、あんまり話題にならないんだよね~~。だから、どっちかって言うと~~、話、着いて行けない。」

睦美、話を聞きながら、
「えへ…???」

「私。」
万智。
「全然、結婚願望、ないから。まっ。ようやく大学卒業したし。これからも、まだまだ遊びたい。…って言うか、友達も結婚願望、全くなし。」

睦美、
「万智さんの友達って、何人…。」

「3人いる。」
スマホを手に。画像を見せて、
「はい。これ。」

睦美、その画像を見た途端、
「へぇ~~。凄~~い。奇麗~~~。って言うか、可愛い~~。」

その声に万智、ニッコリと。
「でしょ。」

睦美、万智に、
「え…???…こんな奇麗なのに、結婚願望…。」

万智、顔を左右に。
「全然。全く。まっ。お互いにね~~。今、みんな、それぞれの仕事~~。会社の事務やってたり~~、銀行~~。バリッ、バリの営業の子までいる~~。」

「うそ、凄~~い。」
そこまで言って睦美、
「えっ…???…でも、こんなに奇麗なのに、大学で彼氏って…。」

「ん~~~~。…確かに、付き合って欲しい。…って~~。男子はいた。」
眞鍋を見て、
「確かにいたよ。うん。いた。」

睦美、その声に、
「うんうんうん。」

「でもね~~~。」
遠くを見るように万智、
「そういう男子に限って。」

睦美、スマホの画像を見ながら、
「うん…???」
チラリと万智を。

万智、
「つまりは~~~。彼女ってなった瞬間に~~。」

「うん。」
「自分のものにする。」

その声を聞いた途端に睦美、僅かに眉間に皺を寄せて、
「えへ…???」

万智、続ける。
「…それこそ、俺に着いて来い。…的な…???…如何にもハイスペック…???…デートしたと思ったら、何か~~。…自慢げに、自分の友達に紹介して~~。如何にも、これ、俺の女だぜ。みたいな…???」

瞬間、睦美、
「あ、あ~~~。」
何かしら、慰めに近いような感じの表情で。

万智、一度、口を尖らせながら。そして、戻して。
「そういう男子、ばっかり。如何にも高そうな車。まっ。確かに~~。大学も大学で、良い大学…。名門…、までは行かないとしても~~。それなりの大学。私も必死に頑張って合格した大学~~。…ん~~。なんだけど~~。確かに…。…かっこいいんだけど…???」
万智、一拍置いて。そして僅かに顔を傾げて、
「友達、必ず言う。」
眞鍋を見て、
「…他に、私より…、いない…???他に女の子。私より。…って。そんな感じの…。」
万智、再び顔を傾げて…。僅かに顔をグシャリとして、
「…何か、弄ばれてる。」

その時、
「ごめんなさい。」
睦美。
「私、日本の大学って、全然、分かんなくって。」
万智に申し訳なさそうに。

瞬間、万智、
「えっ…???」
瞬きして眞鍋を見る。いきなり、
「あ、あ~~~。…そっか~~。眞鍋さん。…確か、韓国。…ごめんなさい。…こんな事話して。」

睦美、そんな万智に顔を左右に。
「ううん。」
そしてコクリと睦美、
「…私~~、韓国の大学、卒業して日本に。」

万智、眞鍋を見て、
「えっ…???」
目を丸く、
「そうなんだ~~。」

「だから、日本の大学の事は…。」
首を振って。

万智、
「あ。」
そして眞鍋にコクリとしながら、
「ごめんなさい。…私、眞鍋さんの事、ほんと、何も知らなくって。あん。確か、韓国出身っては。」

睦美もコクリと。
「うん。」

「でも…。これからは。」
万智、眞鍋を見てニッコリと。
「良い話し相手。…って言うより、まずはラインで。…でないと、音楽教室のみんなから、アレコレと。」
そして万智、ニッコリと。
「ただでさえ、噂好きだから。」
舌をチロリと出して。

睦美、万智を見て嬉しそうに、
「う、うん。」
そして…。
「私も…。」
今度は睦美が遠くを見るような仕草で、
「どっちかって言えば…。私…。自分自身の性格かな…。はは。」
僅かに顔を下に。
「引っ込み思案なところ、あるから…。中々、人の話しの中に入って行けないって言うか。」

「…って言うか。」
万智。ニコニコと。
「珠里さんや有紀さんたち。はは。あの人たちの方が、とにかく、バイタリティ溢れてるもんね~~。」

睦美、
「はは。うん。確かに。それはあるかも~~。」

万智、何気にスマホを見て、画面の時間に、
「おっと。こんな時間。ヤバッ。」

睦美、
「えっ…???」

自分の腕時計を見て、
「あっ。」
ふたり、共に…。食べた物は空っぽ。

睦美、
「ははは。ヤバイ、ヤバイ。」

万智も、
「うん。はは。」





音楽教室に入って。

奈緒、
「あら、ふたり一緒~~。」

珠里、
「ん~~~???…あら、ほんと。」

万智、眞鍋を見て、
「入口でいきなりバッタリ。」

その声に睦美、何とか誤魔化そうと作り笑い、
「えぇ。はははは。」








ママでいい…。   vol,133.   「友達も結婚願望、全くなし。」

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