耀司、女性のその名前を見て、
「へぇ~~。誓で、チカさん。」
ニッコリとしながら、
「中々どうして~~。何とも良い響きですよね~~。」
その声に誓も晄史も、耀司を見てニコニコと。
「ありがとうございます。」
晄史、ペコリと。そして誓を見て。
誓、ニッコリとしながら、
「はは。嬉しい~~。」
耀司、笑顔でも顔を傾げて、
「いや。でも。」
晄史の名刺を見ながら、
「ん~~~。日に光る。そして歴史の史であきひと。」
そしてまた、
「ん~~~。確かに、すぐには…。はは。」
そして晄史に謝るように、
「僕も…。読めないです。…って言うか、凄い名前ですよね~~。この名前も良い響きです。」
晄史、照れながらも、
「ありがとうございます。」
ウェイトレスが席に。
「お待たせいたしました。いらっしゃいませ。」
すぐさま晄史、
「さ~~て、何にしようかな~~。」
そう言ってすぐさま、
「あ。じゃあ~~。」
耀司に先にメニューを。ペコリと、
「あ、まず、高井戸さんからどうぞ。」
思わず耀司、
「えっ…???」
いきなり振られて…。そして耀司、ニコニコしながらも、
「あ、いやいやいや。眞鍋さんから。うん。どうぞ。」
すると、誓も、睦美に、
「お姉さんからどうぞ。」
すると睦美、
「へっ…???…いいの…???」
誓、ニッコリと、
「はい。」
晄史も耀司に、
「高井戸さんからどうぞ。」
右手を差し出して。
耀司、
「あ、あ~~。」
顔をコクリと。
「じゃあ~~。」
そしてメニューを見ながら、
「え…、と~~~。」
睦美が先に誓に、
「うん。これにする。」
誓、メニューを見て、
「了解。」
耀司は、顎を右手人差し指と親指で撫でながら、
「え…っと~~。」
数秒後、
「うん。これにしよう。」
晄史、耀司に、
「高井戸さん、決まりましたか…???」
「うん。」
誓、
「じゃあ~~。決まりね。」
ウエイトレスを呼んで、
「お願いしま~~す。」
耀司、目をパチクリとさせて、
「えっ…???…って、晄史さんと誓さんは…???…もぅ…。」
晄史と誓、ニッコリと。
「えぇ。」
「はい。」
誓、ニコニコとしながら、
「来る前に、もう決めましたから。」
耀司、口を窄めて、
「あ、あ~~。そっか~~。なるほど。」
耀司、記憶を辿りながら…。そして、頭の中で、
「…そう言えば、このふたり、ずっとスマホで…。」
そして声に出して、ニッコリと。
「なるほどね~~。」
誓、ウェイトレスにメニューを。
「グラタンと~~。オムレツ。そしてビーフシチューと。高井戸さんは。」
耀司、
「あ。僕はチキンカレーで。」
ウェイトレス、
「畏まりました。お飲み物の方は。」
晄史、
「高井戸さん、ビール、大丈夫ですか…???」
耀司、小刻みに顔を2度コクリと。
「え、え~~、はい。大丈夫です。」
晄史、
「僕たち、電車で来ましたから。」
耀司も、
「あ、うんうんうん。僕も電車です。まっ。確かに、駐車場、あるみたいですけど、空いてる確証がなかったんで。」
晄史も、コクリと。
「えぇ。僕たちもそう思って。」
誓、ウェイトレスに、
「じゃあ~~。生ビールと、レモンサワー。」
睦美に誓。
睦実もニッコリと、
「うん。」
誓、
「ふたつずつ、お願いします。」
ウェイトレス、再び、
「畏まりました。」
耀司、ウェイトレスに軽く会釈を。
そして…、晄史を見て、
「晄史さんは、車…。」
晄史、その声にニッコリと。
「えぇ。免許持ってます。」
両腕でハンドルを持つゼスチャーを。
「日本に来て、すぐに猛勉強して、免許、取りました。」
誓、
「私は…。」
チロリと舌を。
「へへ。持ってませ~~ん。」
耀司、
「凄いや。日本に来てすぐ。」
晄史、
「はい。」
耀司、にこやかに。
「はは。」
そしてふたりを見て、
「いやいやいや。」
ニコニコと。
「つくづく、お似合いのご夫婦。いい感じですよね。」
その声に誓、嬉しそうな表情で、
「そうですか~~。」
そしてまた晄史の右腕に両腕で絡みついて、
「ありがとうございま~~す。」
晄史もニコニコと。
耀司、
「あ。…って言うか、何か、凄い名前って思って。晄史。」
そして…。晄史を見て、眞鍋を見て、
「当然…。日本の方が付けた…、名前ですよね。」
晄史、
「はい。そうです。日本人の人から付けてもらいました。」
耀司、
「うんうんうん。なるほどね~~。」
「高井戸さんは、ジャズ、お好きなんですね。」
耀司、ニッコリと。
「えぇ。」
「何か、楽器の演奏は。」
瞬間、耀司、右手を振り、
「あ、いえ。僕は専ら聞く方が専門で。」
「そうなんだ~~。」
誓、
「高井戸さん、好きな楽器は…???」
「あ。僕は、サックスです。」
その声に誓、
「わお。じゃ~~。今日のジャズフェス。」
耀司、ニコニコと、
「え~~。もぅ~~。大満足です。いつもは、イヤフォンで聴いてるんですけどね。」
晄史、ニコニコと、
「今って、便利ですもんね~~。小型で、何処でも聴けるって言う、小さなアイテムもありますから。」
耀司、その話にニッコリと。
「えぇ。その通りです。」
そして…。席に飲み物が。

ママでいい…。 vol,033. 「凄い名前ですよね~~。この名前も良い響きです。」
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庄司紗千 「雫音〜shizukune〜」
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。
