学校は10月に…。修学旅行シーズン。 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ そして…。学校は10月に…。修学旅行シーズン。
クラスでも既に噂になっている修学旅行。
実質、一昨年まで修学旅行は新型コロナ禍の中、可能な限りの外出自粛は元より、
それ以上に都道府県外の往来自粛で実現出来なかった。
しかも、学校自体が休校、そして学級閉鎖。学校に行きたくとも行けない期間が続いた。
そしてようやく、去年から本格的に修学旅行が実施されるようになり、
旅行先は台湾。



芙美花、クラスメートからも、
「ねね。台湾って、どんな感じ…???はははは。楽~のしみ~~。」
と、行く前からルンルン気分。

…けれども…。そんな中で、浮かない気分なのが~~、芙美花。
「楽しいっちゃ~~。楽しいんだけどね~~。3泊4日。」
芙美花、額に両手を。
「あ~~~ん。どうしよ。おとうさんひとりじゃ~~~。何にも出来ないし~~。食事の後片付け~~。あ~~ん。」

芙美花の友達の仲良しカルテットのひとり、入瀬景織子(いりせきょうこ)、
「芙美花~~。台湾だよ、台湾~~。」

ホームルーム前。森崎千愛(もりさきちな)も酒部詩乃(さかべしの)も、
「何たって~~。3泊4日~~。んもぅ~~。最高~~。」

そして、それは2年B組担任の清水亜香里(しみずあかり)からも、
「みなさんのご両親に、ご連絡ください。」

生徒たち、
「は~~い。」

いきなり芙美花、右手を挙げて、
「先生。」

清水、
「うん…???…はい。高井戸さん。芙美花さん。」

生徒たちも芙美花を見るが…。

景織子や千愛、そして詩乃も、
「芙美花…。」

清水、そんな芙美花を見て、瞬きをして、
「うん…???」

芙美花、言葉を失って…。
「あ。あ、あ~~。はは。いえ…。…何でもありません。」

清水、その声に、
「そぅ…???」
そしてニッコリと。
「うん。」
そして生徒たちに、
「みんな、楽しみにしてたもんね~~。修学旅行~~。」

その声に生徒たちの嬉しいざわめき。男子も女子も、
「清水先生も行くんでしょう~~。」

その声に清水、ニコリと、
「はい。みんなに一緒に着いてっちゃいます。」

瞬間、生徒たち、
「キャ~~~。」

男子生徒は、半ば椅子から立ち上がり、ガッツポーズ。
「ッシャ――――――ッ!!!」


…と、言うのも、この清水亜香里、博楼高校では3本の指に入る…と、
言うよりも、ダントツのマドンナ的女性教師でもあるのだ。
現在年齢42歳。見れば見るほどにグラビア雑誌にでも出てくるほどの女性教師。
…なのだが…。しっかりと、3人の子供がおり、3児の母である。

それでも尚も、生徒たちからは羨望の目で見られている。
…と、同時に、他の教師たちからも、一目置かれているのは言うまでもない。
そして…、そんな女性教師が博楼高校には、他に2名存在する。
が、今後、この物語に、登場して来る、事もあるかと…。



男子生徒、
「清水先生と台湾。凄ぇ~~~~。」
両手を合わせて。

その声に反応しての女子生徒。
「な~~に言ってんだか~~。あんたたち、先生の胸が目的なんでしょ~~。それに、ミニスカートでも穿いてきたらもぅ~~。目がハートマーク~~。」

賑やかな教室。

清水、
「はい。じゃ~~。ホームルーム終了~~。」

「起立。礼。」



「…って言うかさぁ~~。私らだって~~。先生みたいな胸…???…憧れちゃうよね~~。もぅ~。」
女子生徒。自分の胸に両手を。膨らませるように。
「これだもん。」

他の女子生徒たちも、
「うんうんうん。凄いよね~~。」

「それに、何と言っても、奇麗過ぎ~~。あれで3人、子供いるんだから、尚更凄いよ。」
「うんうんうん。」





学校の帰り道。


景織子、芙美花に、
「ねね。さっき芙美花、先生に。…って、あれ…、修学旅行の時のおとうさんの…???」

千愛も詩乃も、
「あ~~~。そっか~~。芙美花の家~~。」
「確かに。去年、おかあさん。」

景織子、
「うんうんうん。…で、今は、芙美花が家事全般。」

千愛、詩乃、
「うんうんうん。」
「だよね~~~。」

景織子、
「この際。さ。おとうさんに、やらせて。」

間髪入れずに芙美花、
「だめ。ダメダメダメ。最悪状態になっちゃう~~。ま。せめてもの…。この前、私に申し訳ないからって~~ルンバ、買ったくらいだから~~。」

千愛、
「へっ…???…ルンバって、あの、自動掃除機の…???」

芙美花、
「うん。おとうさんに掃除しろってったって、どこをどう掃除してるのか。」

「でもさ~~。」
詩乃。

芙美花、
「ん~~~???」

詩乃、
「いいよね~~。仕事、自宅で出来るっていうんだからさ~~。」

景織子、
「うんうんうん。それ~~。在宅ワーク…???」

千愛、
「今って、リモートワークって言うんでしょ…???」

芙美花も、
「うんうんうん。なんか、それっぽい。」

「…って言う。」
千愛。
「滅茶苦茶凄いよね。芙美花のおとうさん。Webデザイナー。お姉ちゃんに聞いたんだけど~~。今や憧れの職業って~~。」








ママでいい…。   vol,009.   学校は10月に…。修学旅行シーズン。

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