親子デート。 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ かくして、久し振りに耀司、
珍しく娘と次の日曜日に自動掃除機を買う為に親子デート。
「…ってか、わざわざ家電に出掛けて買いに行く~~???…検索して手頃なのを選べば、届けてくれるのに~~。」
歩きながらの耀司。

その声に芙美花、
「いいの、いいの。たま~~に、おとうさんとこうやって出掛けるのもいいかな~~って。…だ~~って~~。パンデミックで全然、外に出られなかったから~~。それに。」
ニコニコしながらの芙美花。

耀司、自分の腕に絡みつくようにして歩く芙美花に。
「それに…???」

「おとうさんってさ~~。娘の私が言うのも変だけど~~。どぅ見ても~~。イケメンオジの部類に入る。」

瞬間、耀司、
「はっ…???」

「…でもって。中々のセンスとお洒落。」

「センスとお洒落。」
耀司。
「おとうさんが…???」

「うん。まっ。確かに~~。朝なんてパジャマでそのままご飯。だけど~~。家で短パン、裸足。それに、Tシャツ1枚なんて、姿、全く見た事ない。必ず、常にお出掛けモード。…とにかく、カッコイイ。」

耀司、そんな芙美花の声に、
「かっこいい…???…おとうさんが…???」
そう言って耀司、照れながらも、
「いやいやいや。全然。全然。…んな事、ないでしょう~~。」

「ふん。」
芙美花。
「じゃあさ。私と賭けしない…???」

「賭け…???」
「うん。家に帰るまで~~。おとうさんと同じくらいの年代…???」

耀司、頷いて、
「うん。」

「今日、日曜日だから、結構いそうな感じ、するんだよね~~。…そんな、おとうさんと同じくらいの年代の男性と、おとうさん、どっちがお洒落か。私とおとうさんの判断で。…もし~~。その判断で~~。5人以上が、おとうさんよりお洒落な男性いたら~~。私の負け。それとは逆に~~。5人以上がおとうさんの方がお洒落。と、判断したら~~。私の勝ち。」

「…で…???…賭けって、何賭けるの…???」

瞬間、芙美花、意地の悪そうな顔をして、
「クククク。」

耀司、
「何だよ、その笑い~~。」

芙美花、父の左腕に巻き付きながらも、
「私のお小遣いアップ。」

途端に耀司、
「かかかかか。そ~~んなの~~。言ってくれりゃ、幾らでも~~。」

「ダメ~~~。そういうのは絶対に、ダメ。何かしらの理由がなきゃ~~。…そんなの、お小遣い上げてくれ。はいはい、分かりました~~。じゃ、つまんないでしょ~~。」

耀司、その声に、
「そんなもんでしょうかね~~。」

「そういうもんです。」

耀司、ニコニコと。
「はいはい。分かりました~~。」


事実。芙美花、実際に自分の今のお小遣い、上げてもらおうと全く、思っていない。
何故なら、仮に、学校の友達のお小遣い。それ以上に貰っているのだから。

その理由が高井戸家、家事全般が芙美花になっている最もな理由。
事実、大人顔負けの家事である。それもこれも、
亡き母親、祐里子が愛して止まない芙美花に楽しく、
面白く家事が出来るように躾けた賜物でもあるのだ。





そして…。家電ショップに向かいながらも…。



耀司、周囲を見て、
「うそ。」

芙美花、
「へへ~~ん。」



そして…、家電ショップで自動掃除機ルンバなるお品をゲット。
2日後には宅配にて自宅に。



…そして…。親子水入らずでのデート気分はまだまだ。

そこらそこらで、また耀司、
「いやいやいや。」

その度に芙美花、
「ニッシッシッシッ。」

そして…。


耀司、
「うそだろ…???」

芙美花、
「まま。こんなもんでしょ。」

耀司、凹ませた顔で、
「ダメダこりゃ。」



結果発表~~~。



凡そ、帰宅するまでに。確かに。数10人の耀司らしい年代の男性をふたり、チェック。
しかも…、その数10人の男性、いずれも…、耀司のセンスとお洒落感覚には…。
まず及ばない。そういう結果と…。

芙美花曰く、
「…って言うか~~。おとうさんのお仕事~~。Webデザイナーでしょ。まっ。確かに~~。会社に行ってた頃には~~。スーツもありぃ~~のカジュアル、ありぃ~~の。スタイル。…って言うか、ある意味、おかあさんのセンスが、良かったんだよ。…でぇ~~。おかあさんだって、ある意味、結構お洒落だったからね~~。しかも、病院でも、他の看護師さんからも憧れていたみたいだったし~~。」

耀司、そんな芙美花の話に、頷きながらも、
「まま。確かに。それは…、あるかも…。」

「Webデザイナーって、それだけでも高嶺の花でしょ、今の時代。当然、魅力的な仕事な訳だ。」
「はいはい。降参で~~す。」

一気に芙美花、両手を空に、
「やった~~~。お小遣いアップ決定~~~。」
そしてまた父の左腕を占領して、
「はははは。ありがと。」

高2の自分の娘の頭を右手で撫でて、
「はいはい。可愛い娘に育ってくれて、ありがとさんです。」

芙美花、そんな父に、
「おぅ。」








ママでいい…。   vol,004.   親子デート。

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