そして、立て続けに英語での声。 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ そして、立て続けに英語での声。

いきなりビビりまくりの燈子、
「あ。い。いや。やややややや。え~~~。英語~~~~。」

その声にコーヒーを飲んでいる千優もいきなり、
「ぶっ。う~~~っそっ!!!」

「ててててて。ちょっと~~千優~~。」
困り果てる燈子。

その声に千優も、右手を振りながら、
「いやいやいやいやいや。英語。私、無理。」

そして燈子、周りを見ても、
「もぅ~~~。誰もいないし~~~。あ~~ん。」
そして、受話器に、
「あ、あい、アイムソーリー。ナウ、ヒア…。」

ドアが開く。そして…。
「失礼…します。…あら。誰も…いな。」
そして、遠くの席で、
「あら。」
受話器を持っている燈子を見て、
「燈子ちゃん…???」

千優、入って来た人物を見て、
「うそ。」

燈子、すぐさま入ってきた人物に大きく右手で招き猫。

その仕草に、その人物、
「うん…???」
右手には手提袋。そして、左肩にはショルダーバッグ。燈子に近づいて、
「どうしたの…???」

燈子、すぐさま、
「課長、いや。部長、電話、電話。英語。英語。」

現れた人物。須賀野谷愛衣(すがのやあい)である。

愛衣、すぐさま受話器を持って、受話器に、
「Hellow。」
そして、流暢な英語を…。

燈子、ガクッとしながらも、
「助かった~~~。」
と、そこまで言って燈子、愛衣を見て、
「えっ…???…課長、英語…。」

千優も驚いて、
「凄っ…。英語、ペラッペラ。」

愛衣、そんな燈子を見てニッコリと。そしてまた、話し込む。


そして、
「Thank you so much.……。Have a nice day!」
通話は切れる。

そこへ。お昼休みから戻ってきたメンバーたち。ドアを開けて、
「へっ…???」

愛衣、ドアの方に顔を。そして、ニッコリと、
「ハイ。お疲れ~~。」

メンバーたち、
「わ~~お。」
「課長~~。あ、いやいや。部長~~。」
「須賀野谷さ~~ん。はははは。久しぶり~~~。」

賑わうマーケティング事業部。

小埜瀬、そして佐津香も菜帆子も愛結美も順平も、顔を見合わせて、
「…ん…???…なんだか…。」
「うん…???」
「賑やか…。」
「うん。」

順平も、
「うん。ヨッ。」
そして椅子から立ち上がり…。

小埜瀬や佐津香、菜帆子に愛結美もその後ろから…。
そしてドアを開けて。

すぐさま佐津香、
「え――――――――っ!!!」

菜帆子も、
「うそ。」

愛結美、
「えっ…???…えぇぇぇぇぇ~~???…どういう事~~???愛衣~~???」

メンバーたちも大喜び。何とも和気藹々に。

愛衣、佐津香とハグして握手。
菜帆子とも愛結美とも同じように。

佐津香、愛衣に、
「ふふふ。頑張ってる~~???」

その声に愛衣、
「まっ。何とかね~~。かかか。東京本社。とにかくコルフス・デレーニョコンペ。おめでとう~~。」

その声にメンバーたち、また歓喜。

佐津香、菜帆子、愛結美、順平、
「ありがとうございます。」

そして、愛衣、初めて見る男性に。

佐津香、小埜瀬に愛衣を。
「新しいマーケティング事業部課長の、小埜瀬瑛士さん。」

すぐさま愛衣、
「お噂は兼ねがね、伺っております。コンペも拝見しました。物凄い人って…、大阪ではもぅ~~。大絶賛でした~~。」
そして。
「初めまして。須賀野谷愛衣と申します。元々はこちらで…。そして、今は大阪で。」

小埜瀬も、一礼して、
「はい。お話は伺っております。お疲れ様です。」

菜帆子、
「愛衣さん。こっちには…???」

愛衣、
「うん。こっちで、部長以上の会議があってね~~。いろいろと準備もあるだろうからって支社長から。1日早めにこっちに。」

愛結美、
「へぇ~~。そうなんだ~~。」

愛衣、
「あっと。ゴメン。由利塚さんに連絡…、取れる…???」

佐津香、
「あ、うんうんうん。へっ…???…どうしたの…???」
机の電話の受話器を…。

愛衣、
「あん。今…。」
顔を傾げて、
「多分…、アメリカから…、だと、思うけど…。あの電話の音…。」

佐津香、プッシュボタンを。
「アメリカ…???」

メンバーたちもソワソワと。
小埜瀬、何かしら、落ち着きのない様子で…。
そんな小埜瀬を見ているメンバーたち、思わずクスクスと。

愛衣、思わず、
「うん…???」

佐津香、
「あ、理江子さん…???」

電話の向こう、理江子、
「あ、はい。」

佐津香、愛衣を見ながら、
「今、ちょっと代わりますね。」
愛衣に。
「はい。」

愛衣、受話器を受け取って、
「もしもし。すみません。大阪支社の須賀野谷です。」

理江子、いきなりの声に、
「あ~~。はい。お疲れ様です。もぅ東京に。」

愛衣、受話器に、
「はい。お疲れ様です。あの、今さっき、何かしら、アメリカから電話が…。」

「アメリカ…???」
「はい。ただ、私、状況、飲み込めなかったものですから。…けど…。相手の方は、セリーナ・レイ(Serena・Ray)。」

瞬間、佐津香と菜帆子、そして数名のメンバーたち、
「うそ。」

理江子も、
「セリーナ・レイッ!!!」

「こちらの方から折り返し、電話します。とは、言っておいたんだけど…。由利塚さんじゃないと、英語…。…とにかく…。私は、部外者なので…。」








好きになれない。   vol,312.    そして、立て続けに英語での声。

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