佐津香に、「とにかく、佐津香さん、久し振り。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 話を聞きながらに理江子、
「え、え~~。…確かに。…でも…。セリーナ・レイが、どうして…。」

愛衣、受話器を持ちながら、
「よろしいかしら、先方の、連絡先だけど…。」

燈子、隣にいる圭衣子に、
「凄いの、課長、英語、ペラペラ。」

千優も、
「うんうんうん。」

圭衣子、
「はは。そりゃそうでしょ。愛衣さん、あぁ見えて、英語出来るんだもん。大学時代に、アメリカに短期留学したくらいだから。」

いきなり燈子と千優、
「え―――――――っ。知らなかった~~。」

「…って言うか。」
圭衣子、
「マーケティング事業部だって、愛衣さんが英語出来るの、知ってるのって、佐津香さん。菜帆子さん。愛結美さん…???…それと~~部長と、私。…くらいかな~~。まま。本人も、私、英語できます~~。なんて、わざわざ自分から言って自慢するような人でもないし。まっ。元々大阪出身だから、飲んだら関西弁、丸出しなんだけどね~~。まっ。大学、卒業してから長いけど、まだまだ英語は、喋れるんじゃないのぉ~~。大阪の実家の隣には、ニューヨークの家族がいるって言うから。大阪に移住しているそうだからね~~。それが英語が話せる切っ掛け~~。」

燈子と千優、
「凄~~ご~~~。」


受話器を元に戻して愛衣、佐津香に、
「とにかく、佐津香さん、久し振り。」

佐津香、愛衣とハグして、
「うんうんうん。」

菜帆子も愛結美も、同じようにハグして、
「う~~ん。懐かしい~~。元気だった~~~???…ははははは。」

中々、中に入ろうとしない小埜瀬。中々馴染めない雰囲気に…。

菜帆子、小埜瀬を見て、
「はは。課長。中々、馴染めない。」

小埜瀬、恥ずかしそうに、
「あ。はは。いや…。はははは。」

愛衣、再び小埜瀬に一礼をして、
「これからも、マーケティング事業部。みんなを、よろしくお願いします。」

そんな須賀野谷に小埜瀬、困ったような笑顔で、
「あ、いや…。いやいやいや。そんな…。はははははは。」

そして愛衣、順平に、
「順平。」

愛衣に直立になって順平、
「あ。はい。」

「当然、頑張ってるでしょうね~~。」
ニッコリと。
「ふふ。」

順平、照れながらも、
「え、え~~。はい。」

「しっかりと、情報は流れて来てるんだから、頑張んな。」

愛結美も菜帆子も、そんな順平を見て、
「ふふ。」

愛衣、
「あ。ところで、部長は~~???」

愛結美、愛衣に、
「はい。しっかりとあのコンペ以来、部長、あっちこっちで、とにかく出張だらけ~~。かかかかか。とにかく、日本全国だから~~。ある意味、社長命令でもあるんだけどね~~。一昨日から広島行ってる~~。今日の午後には東京到着予定~~。」

愛衣、
「そっか~~~。確かに。あれだけの偉業だもん。忙しいよね~~。」

愛結美、
「その偉業の主が、今、目の前にいらっしゃいますけど…。」

愛衣、いきなり口に両手を。
「わっ!!!」
そして小埜瀬に向かって、深々と頭を下げて、
「申し訳ございません。一番の当事者を目の前に。」

いきなり小埜瀬、頭を頻りに左右に振って、
「いやいやいやいやいや。いや。とんでも…。…って…。かかかかか。…けど…。僕もあの時は、緊張のあまり、良く、覚えてないんですよ。もぅ~~。自分でも何を言ってたかって、点で、思い出す事が…。ま。確かに。シナリオはあったんですけど…。後々、そのシナリオを見ても、自分で、よくこんなの覚えられたなって。」

菜帆子、
「…と、言うか~~。課長、あの状況で、良くぞまぁ。あんなにアドリブ、3分の1は、アドリブでしたけど。…けど、そのアドリブにみんなが、感動しまくりで~~。会場のみんななんて、もぅ~~。目から鱗。」
菜帆子、佐津香を見て、
「理江子さんと佐津香さんなんて、涙ボロボロのガッツポーズ。」

愛結美も、ニコニコと、
「だったんだって~~。私も後で、それ、菜帆子から聞いてびっくりして~~。課長は、覚えてないかも知れないけど~~って~~。」

愛衣、
「さすがに、仙台でのプロジェクトチームのエース。素晴らしい~~。」

小埜瀬の机の電話が鳴る。

瞬間、メンバーたち、
「うん…???」

「はい。マーケティング事業部、小埜瀬です。」
そして、
「あ、はい。お疲れ様です。」
受話器に左手を小埜瀬。
「理江子さん。」
そして、
「あっ、理江子さん。ちょっと、すみません。みんなにも。」

小埜瀬の耳に、
「えぇ。構いません。お願いします。」

小埜瀬、スピーカーを。そして、
「お願いします。」

「小埜瀬課長。そして、愛結美さん。菜帆子さん。佐津香さん。そして、マーケティング事業部のみなさん。今回、少々、厄介な展開になるかも…、知れません。」

メンバーたち、
「厄介…。」

愛衣も佐津香を見て顔を傾げて。

愛結美、
「どういう…。」








好きになれない。   vol,313.    佐津香に、「とにかく、佐津香さん、久し振り。」

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