「阿寿沙さんの彼氏って…???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ  「た~~ったふたりだけの同期がさ。先に結婚しちゃったもんね~~。」
瑛子、阿寿沙を見て両手を合わせて、
「ほんとに、ゴメン。」

そんな瑛子を見て阿寿沙、思わず口を尖らせて、
「ぶ~~~。」

「…って言うか、あんた。阿寿沙。あんたの彼氏、私の旦那より、若いんだから~~。もぅ~~。この姉さん女房~~。」

優維香と悠里、思わず目を真ん丸に、
「へっ…???…そうなんですか~~???」

小埜瀬もその声に、
「おやおやおや。」
にっこりと笑って…。

瑛子の話に阿寿沙は、顔をほんのりと赤くはさせているが、しかし、照れるように、
「えへへへへ。」

悠里、
「えっ…???…阿寿沙さんの彼氏って…???」
瑛子を見て、
「…あの、その…。何歳…???」
優維香をも見て、
「ねぇ。」

その声にまたまた赤くなる阿寿沙、恥じらいながらも、
「へへへ。」
右手を出して、まずはVサイン。

小埜瀬、口をヒョットコのように、
「おや。」

悠里、
「20…。」
優維香を見て。

優維香も、
「うんうんうん。」

阿寿沙、そのままVサインで…。

悠里、
「うん…???」

優維香、
「まさか…。」

小埜瀬、
「くくくくく。」

悠里、僅かに顔を後ろに仰け反るように、
「いやいやいや。まさか…。そんな…。20歳なんて…。」

優維香もにこやかに、顔を傾げて、
「…あれ…???」

そして阿寿沙、じらすように。今度はしっかりと掌をパッ。

悠里と優維香、
「う~~~っそ。25~~~~???」

小埜瀬、顔を小さく左右に、
「いやいやいや。はははは。これは、これは。何と…。」

瑛子、口を真一文字に、
「な~~んだって~~。」
そして、
「25よ、25~~。優維香と悠里より1個下~~。」

小埜瀬、
「何と。」

「しかも。」
瑛子。4人に自慢するかのように、
「何と、関東バレーボール実業団。アレックスファイターズのメンバー。」

いきなり悠里、椅子から飛び上がらんばかりの、
「うっそ―――――――っ!!!凄~~~い。」

優維香、目をパチパチとさせて、
「アレックスファイターズ…???…うんうんうん。確か、聞いた時がある名前。…だよね。…いやいやいや。凄いわ。…って、バレー、疎くって…、ごめん。」

瑛子、
「身長185。」

「僕より背が高い。」
小埜瀬。

優維香、小埜瀬を見て、
「リーダーより背が高い…???…リーダー、何センチ…???」

小埜瀬、優維香を見て、
「180ですけど…。」

思わず優維香、ヒョットコのような顔で、
「わお。」
恥ずかしそうに、
「…ってか、5センチ…の差。か。」
小埜瀬を見て。小埜瀬の頭から5センチ上。
「な~~るほどね~~。」

悠里、優維香を見て、
「な~~に、訳の分からない事言ってんのよ~~。かかかか。」
そして、阿寿沙を見て、
「でも…、羨ましいね~~。ジョエルじゃ、まっ。部長と課長は、既にね~~。結婚はしてるけど~~。メンバーじゃあ、瑛子さん、だけが既婚者。」

瞬間、瑛子、悠里に、
「あ。…でも、何か、こぅ~~。既婚者って言う言葉自体…。」
そこまで言って、残念そうに、
「まだ…、慣れてないんだよね~~。なんか…、こぅ~~。結婚して数年、経ってますって…意味合いを、感じてしまうんだわ。」

優維香、
「ははは。確かに。まだ結婚して2年だからね~~。新婚気分、そのものだよね~~。」

「でぇ~~。ほらほら、優維香~~。」

そんなところに。
「は~~い、お待たせ~~。」
料理を運んでくる満智子。

「おっと来た~~。」
瑛子。

「はいは~~い。まずは瑛子のシュリンプピラフ~~。どうぞ~~。」

瑛子、
「あ~~ぃ。ありがとう~。」

「そして、悠里のナポリターン。」
それぞれに料理が。

悠里は、
「はいはい。私は炒飯ですぅ~~。」

満智子、
「…で、阿寿沙の五目焼きそば~~。と~~。優維香は~~。」

優維香、
「は~~い。ペスカトーレ~~でぇ~~す。」

「そして~~~。新人様には。」

その瞬間、優維香、
「わお。」

沸き立つ煙と香り立つ匂い。

悠里、瑛子、阿寿沙、すぐさま、
「美味しそう~~~。」

満智子、小埜瀬の前に、
「自家製、こだわりハンバーグでございま~~~~す。」

小埜瀬、香り立つ匂いをそのまま吸い込むように目を閉じて。
「ん~~~~。いいですね~~~。この匂い。」
目を開いて、
「そして、このボリューム。…食欲、そそりますねぇ~~~。」

満智子、トレイを抱えて、
「どうぞ。召し上がれ~~~。」

小埜瀬、右斜め上をチラリと。そして、
「ありがとうございます。いただきます。」


そして、他の4人もそれぞれ、両手を合わせて、
「いただきます。」

小埜瀬も再び、同じように両手合わせて、
「いただきます。」

それぞれが…。

「うんうん。美味し。」
それぞれがそれぞれで頷くように。

そして、それぞれが味に納得。

「やっぱ、旨いわ~~~。」
瑛子。
「アネモッサの味だもんねぇ~~~。」








好きになれない。   vol,203.   「阿寿沙さんの彼氏って…???」

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