悠里と瑛子、そして阿寿沙の3人。 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 何気に…。他のメンバーたちと違って、
メンバーのチーフ的存在の優維香。まだ新人扱いの小埜瀬に対しても、
あれこれと面倒見が良い。

メンバーが小埜瀬に対して、まだまだ気さくには声を掛けられない事を察しての優維香、
小埜瀬の歓迎会の時から小埜瀬には自分の方から…。
…と、言うより、そうしなければ自分の気持ちがしっくりと来なかった。
と、言う事でもあるのだが、実に。スタッフコレクションでの小埜瀬から受けた衝撃的なインパクトも、
他のメンバーよりはいち早く抜けての小埜瀬に馴染んでいた。

それを見逃さなかったのが、
優維香と小埜瀬の事を、歓迎会の時になにやら気にし始めた亘夢や友也以上に、
優維香の補佐役となったのが悠里と瑛子、そして阿寿沙の3人。
チーフとリーダーと言う立場上であろうがなかろうが、この3人だけは、結束よろしく、
と言う意味もあるが、優維香と小埜瀬をギクシャクとさせたくもなかったのだった。

歓迎会から1週間が過ぎて。そして更にまた1週間。
そして、その頃からの小埜瀬の独自の行動が、出始めたのでもあった。
けれども、その間、徐々に優維香と小埜瀬のバランスも整い始めては来ていた。

時期的には早いような感じにもするが、されど、
その早さがトラディショナル事業部の団結力でもあったのだった。

そして、さすがに、自分勝手に外に出掛けて行く小埜瀬に対して、その都度、
「自分勝手過ぎる。幾ら海外で今迄って言ったって、ここは日本。そんな勝手に。」
とは、言いながらも、小埜瀬が部署に戻って、イメージしてきたデザインを知ると、
ある種の怒り心頭にも似た感情も、優維香、そのデザインには敬意を表するしかないのだった。

その度に優維香、膨れっ面をしながらも、
「んもぅ~~。…ん~~。けど…。」
小埜瀬のイメージしたデザインは、凡そデッサンでしかなかった。

実質、小埜瀬が本気になれば、しっかりと形にしたものが完成すると、
いうものでも、あったが、逆に、小埜瀬自身、そこまではすると言う姿勢はまずなかった。
それが、以前のスタッフコレクションで感じたここ、ジョエル、トラディショナル事業部の力だと、
本人としては、敬意を払ってもいたのだった。

そして、そのスタッフコレクションでの、メンバーの中での立役者が、
柿崎優維香。で、ある事を小埜瀬自身も、認めてもいたのだった。
そんな中でのリッツカルバンからのサンプルと言う形での提案を受けてのトラディショナル事業部。
メンバーたち、かなりのナーバスな中で小埜瀬。

簡単にも、
「ふ~~ん。…んじゃ、こんな感じ。」
と、頭の中に思い付いたイメージをデッサンして優維香に、
「チーフ殿、後はよろしく。」
そして、優維香、そのデッサンを元に、完成させたモデルが…、
小埜瀬も、ニコニコと、
「お見事。」

そして、偶然なのかは分からないが、
そのデザインのモデルがリッツカルバンアメリカ本社の支配人、
ジョゼフ・マックロードに見染められたのだった。

しかも、本人が、特に予期せずに座った椅子に。
座った瞬間に、今までの気持ちがス~~ッと、引いていくような感覚に吸い寄せられたと言う。
そして、その椅子から立ち上がるのに、少し、時間が掛かったというのだから、
周囲も驚きを隠せなかった…、らしい。

そして、
「是非、この感覚を、私の知る限りの人たちに届けたい。」
と…。






そして…、優維香、仕事をしながらも、小埜瀬からこういう事も聞いていた。

優維香、
「リーダー、シェアハウスに…。あれこれと日用品、どうしてるんですか~~???」
優維香としては、何気に。

そして、小埜瀬から返ってきた言葉が…。

小埜瀬、
「あ~~。それなら向こうに移る最初の日に、弓さんと一緒に買い物して整っちゃいました。」
…と、平然に。

それを周りで聞いていた悠里と瑛子、阿寿沙も、小埜瀬を見て、
「えっ…???」


それからである。4人の頭の中で、
「…やっぱり、リーダー、賀寿恵さんと…。」
と言う、僅かばかりの疑惑が…。

そして…、それが、今回のビッグニュースに、またしても、4人には、
ある程度の冷めた感じが…。

そんな優維香、僅かに口を捻じ曲げながらも、
「はいはい。」

…けれども、そんな優維香を見ながらの悠里、そして瑛子や阿寿沙に至っても…。

優維香に対しては、何とか落ち着けての、
「ドンマイ、ドンマイ。」
と、声に。そして、3人同様に思わず小さく、両脇に二の腕をピッタリとくっつけての、
「ガッツ、ガッツ。」

…とは、言え、当の優維香は、そんな姿を見ても、口を捻じ曲げて、
「ふん。…何がドンマイ、何がガッツ。…んもぅ~~。…ったく~~。好きになれない~~。」
な、優維香ではあった。





そして…。当の小埜瀬は…。

かしわださん家にて。夕食の準備。

智子、
「あら~~、小埜瀬さん、料理~~???」








好きになれない。   vol,184.  悠里と瑛子、そして阿寿沙の3人。

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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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