阿寿沙、「亜樹歩~~、美知留~~。満寿美~~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 数日経ったある日。
何やらジョエルのトラディショナル事業部のメンバーたちが、妙に小埜瀬にニコニコと。
しかも…、若手のメンバーたちが妙に小埜瀬に微笑ましく…。
けれども小埜瀬には、そんな様子は全く知る由なく…。普段のまま。

…が、しかし…、そんなメンバーの様子に気が付いた真宮が、
「なんだおまえら、いつになく明るい感じだけど~~。えへ…???」

そんな真宮に入社1年の亜樹歩と美知留が、にこやかになりながらも、真宮の背中を押して、
「いいんです。部長には関係ないですから~~。ははは。」
「うんうん。」

満寿美もニコニコと。

そんな3人を見て真宮、可笑し気な顔をして、
「何だ…一体~~???…ふん。」



そして、仕事の途中で真宮、池辺に、
「…なぁ~~。」

池辺も、
「はい。」

真宮、
「妙に…、気になるんだが…。入社1年グループ~~。やたらと明るくって…。…もしかしたら、誰か…、恋人…出来たか…???」

その声にいきなり池辺、顔を歪めて、
「はい…???」
そして池辺、目だけ、左右に…。
「何…???…別…、いつもと…。」

真宮、腕組みして、
「そぅ…かぁ~~???…おかし…。」
そして顔を傾げて…。


…そして…。いつの間にか、入社1年グループから、今度は、入社2年目の早智子と亘夢に波及。

早智子、
「嘘っそ。」

亘夢、美知留からその情報を聞いて、
「キャ~~~。素敵~~。」

美知留、そんな早智子と亘夢に、
「いい…???…トップシークレット。」

早智子と亘夢、コクリ、コクリと頭を…。
「うんうんうん。」

けれども…、そんな噂は…、たちまち。2時間も経たない内に、
今度は入社3年目の、遼子、志津恵、そして巴月へと。

こちらもいきなり、
「えっ!!!」
そして一気に、目を真ん丸に口に両手を。

亜樹歩、
「先輩、声。」

志津恵、
「ごめん、ごめん。」

巴月、亜樹歩に、
「…でも、亜樹歩、あんたら、何で…???…その情報…、何処から…???」

午後のブレーク。休憩ブースで…。

その3年グループに美知留もこそこそと。
「先輩、先輩。だ~~って見ちゃったんですから~~。」

遼子、
「だから、何を…。」

亜樹歩、
「お昼に、期間限定のスイーツ、食べようと早くから。」

美知留、
「うんうんうん。いつもは行かない場所だから…、会社の人も全く…。…でぇ~~。しっかりとゲットして食べて~~。」

遼子、
「うんうんうん。」

亜樹歩、
「あれは完璧に、出来てるね~~。」

志津恵、
「噓でしょ。」

その声に美知留、顔を振り振り、
「ううん。だ~~って、口の中に、あ~~ん。ですよ~~。あ~~ん。」
口を開けて。

巴月、
「マジで…???」

亜樹歩、
「まっ。確かに…。ふたり…、だけ…では。なかったけど…。」
顔をコクリと。
「うん。…でも、ニコニコ、ニコニコと。」

遼子、
「いやいや、いやいや。マシで~~。あのふたり~~~???」
そして、ニッコリと笑って、
「わ~~~お~。」


何気に盛り上がっている休憩ブースに瑛子、
「ふぅ~~~。休憩~~。」

瞬間、瑛子を見ていきなりソッポを向くメンバーたち。

ふいに瑛子、目をパチクリとさせて、
「へっ…???…どしたの、あんたたち…???…私…、何か…???」

そんな瑛子にメンバーたち、頻りに顔を左右に小刻みに。そして両手を振り振り、
「いいえ、いいえ。」

途端に瑛子、
「な~~にぃ~~???…その慌てよう~~。な~~んか、隠してるね~~。ふふふふふ。」

その瑛子の笑いと、眉毛の妙な動きに…。遼子、頭の中で、
「…ヤ~ッバ。」

そこにタイミング良くも阿寿沙、
「あん、瑛子~~。ナ~イスタイミング。私も同じの~~。」

瑛子、
「オッケィ~~。」

瑛子と阿寿沙、このふたり…、入社8年目の同期。

おどおどしている若いメンバーたちに阿寿沙、
「うん…???…どうしたの…???…なんだか…。」
阿寿沙、首の後ろを撫でながら、
「ねね、瑛子~~。」

「う~~ん…???」
「ちょっと首の後ろ…見てくれる~~。」

「首の後ろ…???…あ、うん。」

何やら黙り込む若手メンバー。

阿寿沙、
「なんか…、さっき、チクッと。」

瑛子、阿寿沙の首の後ろを…、
「ううん。何ともなってない。」

すると…、自販機から電子音が…。瑛子、
「わお。当たった~~。」

若手メンバーたち、
「凄~~。」
パチパチと…。

阿寿沙、振り向いて、
「はは。ラッキー。」

けれども…。何故かしら、直立不動の若手に、
「ふん…???はは。何よさっきから、あなたたち、突っ立ったまんまで~~。」
そして阿寿沙、
「亜樹歩~~、美知留~~。満寿美~~。それに、遼子~~。」

遼子、阿寿沙を見て、恐縮しまくりで僅かに舌を。

そして阿寿沙、
「遼子~~。あなたたち先輩も~~。志津恵~。巴月~~。」

巴月、困った笑いで、
「あは…、ははははは。」

「あははは、じゃないでしょう~~。何かあった~~???」








好きになれない。   vol,147.  阿寿沙、「亜樹歩~~、美知留~~。満寿美~~。」

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