「その結果、東京本社に異動と言う辞令…。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「開発した製品。それが7割。全て仙台で5位内にチャート入りが実現したら…。」
メンバーたち。

そして佐津香も、
「でぇ~~~???」

菜帆子、佐津香を見て、
「うんうんうん。…で…???…部長。」

武一、
「あぁ~~。まっ。実際、それが…、しっかりと…、達成された、そうだ。」

メンバーたち、
「凄~~~。」

「でぇ~~~。」
武一、
「上司として、部下と約束した訳だから、ってんで役員会議に。その結果、東京本社に異動と言う辞令が下された。そして…、その部署が…。」

黙って武一の話を聞くメンバーたち。
「部署が…。」

武一、
「俺たちの、ここ。」
テーブルに右人差し指をトントン。
「エレガンザ化粧品。マーケティング事業部。」

メンバーたち、いきなり、
「え―――――――っ!!!…え~~~???」

「だから~~。私も言いますけど~~。私のせいじゃない~~~。」

菜帆子、
「いやいやいや。…だって~~~。」
そして他のメンバーを見て、
「ねぇ~~~。」

他のメンバーたちも、
「うんうんうん。あまりに…。」

武一も、顔をグシャリとさせて、
「まぁ~~なぁ~~。」

「えっ…???…えっ…???…えぇぇぇぇぇ…???」
菜帆子。
「…って…???…いやいやいや。そんな…、業績の主が…、ここ…、マーケティング事業部って…???…どういう…???」
メンバーたちを見て…。

メンバーたちもその声に、各々顔を見合わせて…。

佐津香、
「ふ~~~ん。」
顔を傾げて、
「まっ。私なら、何処行っても、いいわよ~~。」

その声にいきなり菜帆子。そして愛結美も、
「やだ~~~~。」
いきなり不機嫌な顔をして。

「佐津香さん、いなくなったら、それこそ、ここ、どうすんですか。」
こちらも口を尖らせて順平。

他のメンバーたちも、
「私もやだ~~。」
「私も~~。」
「私も。」
「私も。」
「私も。」

武一、困った表情で、両手を前に、
「待て。待て待て待て。」

メンバーたち、武一を見て。

武一、佐津香を見て、
「佐津香さん。勘弁してくださいよ~~。あなたを他の部署なんて、宝石売り飛ばすもんじゃないですか~~。」

その声に菜帆子、
「わお。部長~~。中々いい事、言うじゃない~~~。」

その声に今度は武一、ほくそ笑みながら、
「あ、いや…。とにかく。私が飛ばされたとしても、佐津香さんはここに残す。」

順平、
「おっと~~~。大発言。」

メンバーたちも、ニコニコ顔で、
「いいねぇ~~~。はは。」

「…で…???…結局…???」
菜帆子。

武一、口を尖らせて、そして、
「…で。結論だが。」
そして愛結美を見て、
「愛結美~~。おま、シニアマネージャーやれ。」

瞬間、愛結美、
「シニアマネージャー…???」

「あぁ。おまえの今の、課長代理の任を解く。もぅ、課長代理じゃなくなる。そして。新たに、シニアマネージャーとして迎える。」

「…と、言う事は~~。」
佐津香。
「つまりは…。今の状態と。…まっ。同じね。いずれにしても、チーフ、ゼネラル、そしてシニアが、順になるから。」

菜帆子、
「あ、そっか~~。そういう事~~。」

武一、
「そして。つまりは、その…、仙台から異動してくる人がぁ~~。ここに、新課長として、迎えられる~~。」

メンバーたち、
「ふ~~~ん。」

「まっ。本人が来てみて、どんな人なのか…。それから。…だろうな~~。とにかくも、社長決裁。よろしく頼む。」

菜帆子、
「分かり…ました。うん。やるっきゃないね。ねっ。シニアマネージャー。」
愛結美を見て、
「あ。…でも部長~。その人って、いつ…、こちらに。」

「あぁ~~。1週間後にはこっちに。…向うの引継ぎが終了次第って事だ。」

メンバーたち、
「1週間後…。」

佐津香も、
「ふ~~~ん~~。1週間後ねぇ~~。」





会議終了後、武一、佐津香に、
「佐津香さん。何とか、よろしく。」

佐津香、そんな武一に、
「な~~に言ってるかな~~。やるしかないでしょ、やるしか~~。」

武一、目を瞑って、佐津香に右手を縦に、そのままお凸に。

佐津香、
「はいはいはい。まっ。ここの誰もが、そのままのポジションって言うのが、ありがたいけどね~~。まっ、私以外。」

その声に武一、
「もぅ~~。それは言わないでくださいよ~~。柿崎佐津香、既に取締役になってもおかしくないんですから~~。立場上は~~。…もぅ~~。出世嫌いなんだから~~。」


そうなのだ。実を言うと、この柿崎佐津香は、大の出世嫌い。
とことん現場主義で、管理職を毛嫌いしている。
これは現社長の舞桜が役職を勧めても、断固、断っている。


その都度、舞桜に言わせれば、
「…た~~く~~。佐津香~~???」

その度に佐津香は、両手を合わせて、「すまん。」のポーズ。








好きになれない。   vol,011.   「その結果、東京本社に異動と言う辞令…。」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 

 


《PR》
庄司紗千 花笠音頭

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。

アメーバ