「え~~~???…陽織ちゃん、帰っちゃったの~~???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「え~~~???…陽織ちゃん、帰っちゃったの~~???」
さっきの神奈川県警の刑事と言う男性と一緒にいた女性。
「つま~~んない~~。」

向かいの男性、
「まっ。仕方がないよね~~。店員さんが、客に、あんな啖呵切っちゃ~~。」

ルシア、その男性の近くに、
「あの…。先ほどは大変ご迷惑を…。」
そして男性と女性に頭を下げながら、
「そして…、ありがとうございました。」

男性、途端に右手を、
「あ、いやいやいや。」

ルシア、女性をも見て、
「神奈川県警の…、刑事さん…???」

いきなり男性、飲んだものを、
「ぶっ。」

途端に向かいの女性も、両手を叩いて、
「キャッハハハハハハ。…かかかかか。」
そして女性、
「笑っちゃうよね~~。かかかかか。」

ルシア、目をパチクリと、
「はっ…???」

女性、
「くっくくくくく。」

男性は、そんな女性を見て、可笑しがりながら、
「お~~い。」

ルシア、キョトンとしながらも、
「えっ…???…はい…???」

女性、懸命に頭を下に、そして左手を振りながら、
「あ、あ、あ~~。かかかかか。…って、すみません。」

ルシア、
「えっ…???」

「まっ。確かに。神奈川県警の~~。ものです。はい。こちらの…、東京の所轄に応援を…。と、言う事で…。はい。…ただ~~。」
男性を見て…。
「刑事…、では…、なく…。そのぉ~~。」

男性、小さな声で、
「た~~く~~。」

女性、
「鑑識の~~。」

ルシア、
「鑑識…。」

「まっ。刑事で…、なくもないか…???…神奈川県警、刑事部に所属している…、訳…だから~。」
男性。

女性、
「あっ。そうだよね~~。かかかか。うんうんうん。」

ルシア、
「へぇ~~。神奈川県警の鑑識。凄いわ。」
そしてルシア、
「とにかく、さきほどは、ありがとうございました。」

女性、
「陽織ちゃん、帰ったんだ~~。」

その声にルシア、
「えぇ。ま。あぁいう事が起きてしまった以上。世間様、どう見るか…。世の中、分かりませんから…。」

男性、
「確かに。…誹謗中傷。…その類。」

そして女性、ルシアに、
「お店、大丈夫でしょうね~~。あいつ…、出て行き際に、覚えてやがれ、ケチつけてやっからな。なんて、息巻いてましたけど。」

「その辺は…、何とも…。…とにかく、陽織は、今後、しばらく店には…。」

「そっか~~。」
男性。
「まっ。所詮、世間の口に戸は立てられない。…が、常だよね~~。それに。あの男が帰った後も、何やらやなムードで帰った客も。ちらほらと。」

女性、
「ん~~。なんだかね~~。何もなければいいけど…。」




そんな事があっての陽織、茫然自失しながら家に。
そして…、ベッドに…。




朝になり陽織。けれども、幸乃が部屋に。
そして陽織を呼ぶのだが、陽織は起きようとしない。

体を…、背中を祖母に向けて、
「私、いい。」
それだけで、寝込んでしまった。

幸乃、顔を傾げて、
「変だね~~。」


事実、陽織は昨夜のエンカントでの事がかなりのショック、衝撃だったようで、
寝込んでしまったのである。


時折幸乃、部屋に…。
「陽織~~。どうしたんだぃ。いつものおまえとは…。」

その声に陽織、布団を頭まで、そして、
「何も…、話したくない。」
その一点張り。


困り果てた幸乃、真輝に電話。そして、愛実にも電話。
不可思議に感じた真輝も愛実も…。


真輝からの電話で亮輔、
「はっ???…陽織ちゃん、寝込んじまってるって…???…どういう事…???」

「朝からベッドに…。そして、そのままだって…。」

その声に亮輔、
「え~~~???…いやいやいや。どうなってる…???」
そして亮輔…。
「…でも、それって…、今朝の…事…。」

スマホを耳に真輝、
「うん。」

「…って事は~~。何があったか…と、言うのは…。」
亮輔、目だけ右左に…。口を噤んで…。そして、
「あん、分かった。後で電話するわ。」

真輝、その声に、
「あ~、分かった。俺、大学終わったら、家に寄ってみるわ。」

「おぅ。」


そして…、亮輔、阿須賀に…。

「え~~~???陽織ちゃん、寝込んじゃってるって…。え…???えぇぇぇぇ…???…どういう事よ~~。」

スマホで亮輔、
「まぁ~~。何があったかは、知らねぇけどよ。多分、原因は…エンカント。朝から起きないってんだから…。」

「へぇ~~~ぇ~。…でも、珍しいよね。あの陽織ちゃんが…???」
「昼にルシアに電話してみるわ。」

「う、うん。」





そして…。ルシア、亮輔からの電話で、目を真ん丸に、
「うそ。え―――――――っ!!!」

その声に肇も、
「どうしたの~~。大きい声で~~。」

ルシア、肇に、
「パパ。パパ。陽織ちゃん、寝込んじゃってるって。」

「うそ―――――――っ!!!」

スマホから亮輔の声、
「だから、昨夜、店で何かあったかって…。」

ルシア、スマホを胸の前で握り締めたままで亮輔の声。そしてまた耳に、
「あ、ごめん、ごめん。」
そしてルシア、スマホに、
「実はさ~~。」








LIBRA~リブラ~   vol,184.   「え~~~???…陽織ちゃん、帰っちゃったの~~???」

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