内海、
「今回のお手柄は、尾田君だそうだ。」
翔、
「へっ…???」
勇喜雄、
「ほぅ~~???」
靖子、
「はい…???」
木綿子、
「どういう事…???」
葉月、
「何が…どう…???」
内海、
「あいつがね~~。…こういう事…だ…そうだ。」
瀧澤も、美緒や職員たちに説明して…。
内海から事の顛末を…。
翔、
「へぇ~~。」
勇喜雄、
「何と。」
靖子、
「そういう…事が…出来る…んだぁ~~。」
木綿子、
「いやいやいや。」
葉月、
「天晴。」
フルレットの職員たち、中には涙を流す職員も。
「良かった~~。うんうんうん。」
「とにかく、SNSに店名や社名が出ていない事だけでも、ラッキー。」
瀧澤。
美緒、
「えぇ…。」
「しかも、もう画像は削除されてるから、本格的に拡散する…手前で、何とか…。」
「そう…。でも…、けれども、まだ…追及は…続きますよね~~。」
瀧澤、
「えぇ…。」
スーパーに戻った奈都美と伸永、店長に経緯を話して了承をもらい、一旦は会社に…。
既に保健所より連絡は受けているという。
フルレットの方にも保健所から連絡があり、これから調査が入る。
社に戻った瀧澤と奈都美、伸永、それぞれの話を聞き社員たち。
「じゃあ、どうやって…、どこからホッチキスの針…???」
翔。
内海、
「ん~~???」
瀧澤、
「当然考えられるのが、フルレットからスーパーまでの商品の配達。そして、そこから商品の陳列まで。更に、コーナーに並べられてからの…その場の動き…。」
「客の…動線…と言う事に…???」
「うん。」
「ただ…、フルレットからスーパーまでの商品の配達に関しては、職員のひとりが、配達しているらしいけど…。まず有り得ない。フルレットの3本指に入る職員が配達しているから…。」
奈都美、
「あっ、椎名さん…。」
瀧澤、首をコクリと。
「うん。その人…、チーフなの。しかも…、フルレット自体、職員が10名しかいなくって、あれだけの商品抱えていて。まっ、当然、職人ばかりだけど…。物凄いチームワーク良いから…。」
そして、
「当然だけど、配達する車の中も見せてもらったけど…、びっくりするほど綺麗。ありゃ、人気出るわ~~。」
にっこりと。
奈都美、
「うんうん。私も車、見た事あるけど、たま~~に、子供たちも車…見ちゃってましたから…。」
内海、腕組みをして、
「…と、なると~~。もしかして…、矛先は…、スーパーに…、なるか~~。」
奈都美、
「え~~~~???」
ぶすっとして。
「店長言ってたけど…、店員さんたち、みんな…部長のファン…って…???しかも、ウチの商品人気で、回収するのにも困ってるって言ってくれて。」
靖子、
「おぅおぅ~。さっすが部長~~。才色兼備~~。」
木綿子に葉月、瀧澤に両手を前に、
「イェ~~イ、部長~~。」
瀧澤、可笑しがって、
「な~~に、バカ言ってんのよ~~。こんな時に~~。」
勇喜雄、
「いやいやいや。俺なんか、ここ、入ってすぐに、部長に惚れましたから~~。」
その声に瀧澤、
「はぁ~~???5人の子持ちが良く言うね~~。」
内海、
「かっかかか、ムラさん、言うだけヤボ。年に何回行くんだよ、家族でキャンプ~~。それだけカミさん、ゾッコンって事だろ。胡桃(くるみ)ちゃん。滅茶苦茶可愛いだろ。普通で言やぁ、犯罪だよ~~。20も若いカミさん。」
その声に木綿子、葉月、奈都美、
「うそ~~~~。ムラさんの奥さん。20も若いの~~???」
靖子、
「30だもんね~~奥さん。あっ。いや…。まだ…29か…。かっかかかか。カシムラ~~。」
翔、
「めちゃくちゃ、犯罪じゃあないっすか~~。ムラさ~~ん。」
「しっかりと子供が5人も…。凄いよね~~。」
内海。
「私なんて…憧れちゃうよ~~。子供が5人なんて~~。」
瀧澤。

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庄司紗千 「雫音〜shizukune〜」
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。