そしていきなり頭を下げて、「ごめんなさい。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「それはそうと…、ゆずちゃん。」
尋音。
「ゆずちゃん、夜は、そのおかあさん作った料理だけ…???毎晩…???」

その尋音の声に橙、
「えっ…???」

万美、目をキョロキョロと…。
翠は口を尖らせて弁当のおかずを。

「まっ、女の人でもひとりで外食って、結構あるから…。どっか、お店…行かないのかな~~って、思ったりして…。はははは。」

万美、頭の中で、
「…こいつ…突っ込むな~~。」

橙、
「あ。はははは。え……っと~~。」

尋音、
「ユッキがさ。いつだったか、ゆずちゃんがルッポラで食事してたって。」

橙、いきなり、
「へっ…???」

「うん。ユッキが、通りを歩いた時に、偶然ルッポラの窓側の席、通りから見えたんだって。」
「あ~~~。」

万美、翠、にっこりと。
それに釣れて尋音もにっこりと。

そんな3人に橙、目がパチクリ。そしていきなり頭を下げて、
「ごめんなさい。」

3人、
「へっ…???」

橙、
「…実は、ルッポラって…、私、大学時代からの、通いのお店なんです。」

その声に万美、
「へっ…???」

尋音、
「なんと。」

翠、
「うそ。」

ひととき沈黙のその場。

そして口火を切ったのが…、
「な~~んだ。そっか~~。」
翠である。
「うんうん。いいじゃん、いいじゃん。」
にっこりと翠、橙の左肩に右手で撫でる。
「ルッポラ、美味しいもんね~~。」

その光景を見て万美、にっこりと。
「うん。だ~~ね。良かったじゃん。ゆずちゃん、好きなお店あって。」
そして空を見ながら、
「逆に、全然好きなお店がないって。ちょっと、寂し過ぎるよ。うん。」

尋音も、
「うんうん。だ~~よね~~。結構、あそこ、店員さんも優しいし、親切だし…。」
…と、ルッポラの事を思い出して尋音。
「…ん…???……。…と、言う事…。は…。」
そして、いきなり、
「え―――――――っ!!!」

万美、翠、ビクン。
「お~~~。びっくりした~~~。」

尋音、
「ああああああ。あ、いや。じゃ、じゃ、じゃ。じゃあ~~。なに…???ゆずちゃん。…もしかして…。ここにデリバリーで来る…、あの…遊馬君って…???」

翠、万美、
「あっ。」

橙、何かしら謝るように、
「あ~~。あ…。はははは。は…。はい、知って…ます。」

万美、
「わぉ。」

尋音、
「あ…。」

翠、口を尖らせて…。

尋音、
「…知ってます…。」
少し、間を置いて、
「…で、もしか…して…。それ…以上…とか…???」
そこまで言って、
「…あはははははは。それは…ない…。」

その声に橙、
「あははははははは…。」

万美、口をすぼませて、
「こりゃビンゴ。」

尋音、
「…か…。」

翠、
「……。」

またまた沈黙のその場。


「ほっ!!!」
いきなり万美。両手でひとつ、パン!!!
「そうと決まったら、ゆずちゃん。」

橙、
「はい。」
目をパチクリさせて。

「がんばんな。」
「はい…???」

「な~~に言ってんの~~。ゆずちゃん、しっかりと彼氏、いるじゃ~ん。しかもあんなイケメン。」

尋音、
「ぷっ。かかかか。」

翠、
「だ~~ね。」

万美、
「おし。ゆず。応援するよ~~。はははは。」

橙、にっこりとして、
「はい。ありがとうございます。」

翠、尋音、
「ふふふ。だ~~ね。」








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