部員たち、憲央を迎えて、それぞれにハイタッチ、
「イェ~~イ。ナイスだよ、定岡せんぱ~い。」
憲央、
「おぅ。声、ありがとな。みんなのお蔭だよ。凄い声だった。サンキュ~~。」
部員たちにっこりと。
「はい。」
「それは…いいけど…、今、階段上って行った子、カヨッチ…って、名前…???」
久樹。
部員たち、
「へっ…???」
お互いに顔を交わしながら。
憲央、
「久っ!!!!いいって、それっ!!!」
変顔をしながら左手を何度も…。
久樹、そんな憲央を見て、女子部員を見て、
「へっ…???」
いきなりレミ、果子、そして淳。泉季に美那子、
「ぷっ。くくく。」
そのまま、憲央を見る。そして、
「ヒュ~~、ヒュ~~。さ~だおかせんぱ~~い。」
信一、
「はぁ…。」
トイレで可羊子、
「ヤダ。何だか、涙、止まんない。どうしよ。困った~~。」
「わっ。出てきた、出てきた、彩萌先輩。」
第四射場を見ながら2年の泉季。
「うんうん。彩萌先輩~~。」
レミ。
「へぇ~~。あの彩萌が…、落ちかぁ~~~。」
久樹。
「うん。いつもと違う感じ~~。」
史江。
「それにしても、凄いよね~~。雰囲気的に、3人共、同じ感じ~~。」
「何だか、貫録充分だよね~~、第四射場。」
憲央。
「ふ~~ん。おぅ~~。彩萌。さっすが~~。ヤ――――――ッ!!!」
彩萌の一射、「中り」である。
拍手する部員たち。
久樹、
「うんうん。良い感じ~~。前の2人に続いた~~。OK。OK。彩萌、精神的にも、強いから…。うんうん。いいぞ~~。」
ようやくトイレから戻ってきた可羊子。レミに、
「ごめん、ごめん。」
レミ、
「どしたの…???お腹…調子でも…???」
「ううん…。全然…大丈夫。」
レミ、
「うん。」
史江、紗枝、茉優、可羊子を見て、
「……。」
憲央、レミの席の隣に落ち着く可羊子を見て、
「……???」
そして…久樹、
「わお。」
憲央、
「ん…???…おや、外したか~。中。第二射。」
「あぁ。さすがに緊張感だよね~~。けど、さすが、彩萌、完璧だよ。安心して見てられる。ほら。」
彩萌の二射、「中り。」
再び部員たち、
「ヤ――――――ッ!!!」
「凄い、彩萌せんぱ~い。」
拍手をしながら、まるで自分事のように喜ぶレミ。
「いつも通り、しっかりと、落ち着いてるよ、彩萌。うん。」
史江。
大前の女子、第三射、「中り。」
「続くね~~。あの大前女子~~。」
史江。
紗枝、茉優、
「うん。」
「おっと。」
久樹、憲央、信一、
「また外した。」
中の第三射。歯を食いしばるような女子。
「二射連続、はずれだもんね~~。」
レミ。
黙って見ている可羊子。
レミ、
「カヨッチ…???」
「あの…大前、残るよ、きっと…。」
可羊子。
レミ、
「う…ん。」
「負けてたまるか~~。」
信一。
「よしよし、彩萌~~。」
結果、第四射場。彩萌、「束中」
部員たち、
「やった―――――――っ!!!!」

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