「シュ――――――。パ~~ン。」
「おほ~~。綺麗じゃ~~ん。」
信一。
「いいね、いいね~~。何連発…???」
憲央。
「5連発って…書いてある。」
「かかかかか。いいんじゃねぇ。」
「ははは。綺麗、綺麗。」
彩萌。
「うんうん。部活で、合宿って、初めて。いいよね~~」
紗枝。
「これって…どう…???わっ!!!」
いきなり可羊子の傍を離れる女子。
「お~~~。凄い勢い。」
史江。
レミも可羊子に便乗して、果子も。そして3人で上に持ち上げて、
「はぁ~~。綺麗~~。」
「わわ。来るな、来るな。」
信一。1メートル周囲をぐるぐると廻る花火。
「きゃっははは。松森先輩、かっわいい~~。」
2年の女子。
「へぇ~~。いろ~んな花火…今ってあるんですね~~。」
栞奈。
「えぇ~~。私もびっくりですよ。」
甫。
「あれも、これもって、買っちゃってましたから、湯上先生。」
要次。
「ありがとうございました。お2人に肉も花火も買い出しさせてしまって。」
栞奈、お辞儀をしながら。
「いえいえ。とんでもない。楽しい合宿でした。」
甫。
「良い経験になりましたよ。私には…。竹脇先生。田所先生。ありがとうございました。」
「こちらこそ。ありがとうございました。」
栞奈、要次。
「それにしても、若いって、良いですよね~~。そして、仲間…、友達、良いですね~~。」
栞奈、
「え、へぇ~~???」
「小塚君には…頑張ってもらいたい。そして、定岡君。可羊子ちゃん。」
要次、
「うん。そうですね~~。」
腕組みしながら。
栞奈、ふたりを見て、
「……。」
甫、さりげなく要次に、
「………。」
要次、
「えっ…???」
そしてもう一度、さりげなく、
「………。」
要次、
「えっ…???何て…、今…???」
いきなり部員たち、
「わぁ~~~!!!!」
もはや、花火も最終段階に…。
「湯上…先生…。今…、何て…???」
要次。
甫、要次に頷いて。
要次、目をパチクリさせて、
「……???」
「ほぃ。カヨちゃん、レミ。果子、淳、佐緒里~~。1本ずつな~~。」
憲央、1年に一本ずつ、線香花火を渡して。
各々、
「あ~~い。」
「あと…、3本残って…。泉季、美那子。」
「うん。」
「そして、ほぃ、來未。」
2年の伊織來未(いおりくみ)である。
「ありがとうございます。」
「おぅ、おぅ。いいとこあるじゃん、憲。」
史江。
「ふふ。」
彩萌。
その時、彩萌、
「ふん…???」
史江の左肘を突いて、
「ねね…。」
史江、
「うん…???」
史江の顔に近づいて、
「………。」
史江、
「えっ…???」
彩萌の顔を見て、
「うそ…。」
目をパチクリさせて。
「え~~~???」
小さな声で彩萌、
「だって…。」
顔を憲央の方に…。
その方向を見て史江、
「あっ…。」
そんな史江と彩萌よりも2年の線香花火を見ている紗枝と茉優。

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