「…ってか、憲…、あんた…。な~~に、付き合ってる女子~~。いるんじゃんか~~。」
史江。
紗枝、茉優、
「はい…???」
途端に憲央、慌てて、両手をひらひらと、
「いやいやいやいやいや。ないないないない。お~~い。彩萌~~。」
「かかかかか。ごめん、ごめん。冗談、冗談、あれは…、お姉さんだもんね~~。めっちゃくちゃ美人の…。」
史江、可羊子、レミ、紗枝、茉優。
「あ~~~。な~るほど…。」
果子、淳、
「…ん…???定岡先輩にお姉さん…???」
「うん。めちゃくちゃ綺麗なお姉さん、ふたりも…。」
史江。
果子、淳、
「へぇ~~~。」
「だから、憲、年上の女と、同い年は、あんまり…。なっ。」
信一。
その瞬間茉優、
「!!!!」
そして紗枝、
「……。」
何故か眠りに就けない可南子。
そしてこちらは、大リーグの動画を観ながらの航。
けれども中々動画に集中出来ない。
寝返りを打ちながら可南子、
「あ~~。だめだ。眠れない。…参った~~。まさか…あんな風になるって…???」
頭の中では電車での事が繰り返し、繰り返し。
初めて感じた、父親とは違う男性の硬い体。
「わ~~。やだ。ドキドキしてきた~~。あ~~ん。」
ベッドの上でタブレットの画面を見ながら。
そして自然に左腕が天井に。そして前に。
初めて感じた女性の柔らかい感触。自分の左手を見て、
「しっかし…。…マジかよ。」
「う~~っわ。すげぇ~~~。」
憲央、信一。
「ひゃ~~。う~れしい~~。」
史江。そして可羊子、レミ。
「うんうん。美味しそう~~。キャハ。」
彩萌。
「ゴチになりま~~す。」
紗枝、茉優。
栞奈、
「みんな~~。3日間、頑張ったね~~うん。今日は最後の夜。ふふふ。ご~ちそうよ~~。」
全員、
「はい!!!」
「の~~前に~。長蔵さん夫婦にご挨拶~~。」
また全員、
「お世話になりました~~。」
そんな部員たちの声に笑顔の栄造と加代子。
「こちらこそ、お世話になりました~~。」
「たのしかった~~。おばちゃん、ますます元気出て来たよ~~うん。」
「おばちゃん。可愛い~。綺麗~~。頑張って~~。イェ~~イ。」
可羊子、右手を挙げて。
「はいな~~。頑張るぞ~~。可羊子ちゃんも…頑張れ~~。」
加代子。
「わぁ~。カヨッチ、名前覚えられた~~。かかかか。」
レミ。
「うんうん。カヨちゃん、頑張ってたもんな~。」
憲央。
信一、目の前の肉を見て、
「旨そう~~。」
史江、
「信一~、ヨダレ。ヨダレ。かかかか。」
「そして、みんな~~。もうひとつ。田所先生と…。」
瞬間、彩萌、ドキン。
彩萌の向かいに座っている憲央、
「ぷっ。」
彩萌の隣の史江も彩萌の左肘を突っついて、
「ぷっ。」
栞奈、
「湯上先生にお礼。このお肉、先生たちからの差し入れよ~~。」
全員、
「ありがとうございま~~す。」
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庄司紗千 「雫音〜shizukune〜」
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。
