その後、すぐに浩一はレストラン・シャルールに連絡。
電話に出たのが社長の古賀譲二。
「おぅ~木本さん。しばらく。お元気で…。」
浩一、
「社長、お世話になってます。」
「どう、その後…???みんな元気…???マコちゃんとは…???」
その譲二の声に浩一、
「…いやいや…しかし…。…恐れ入りました。シェフにも、社長にも…、してやられてます。」
「何言ってますか。あなたのお蔭で、繁盛させて戴いてるんですから。こっちが感謝ですよ。モッちゃん!!!」
「敵いませんね、社長。」
電話口で照れながら浩一。
「カミさんからも話あったと思うんですけど…、今度、ふたりでいらっしゃい。是非。…で…、例の件ですね。」
浩一、
「はい。…実は…。……。」
その浩一の話を聞いて譲二、
「ありがとうございます。シェフにも報告させて戴きます。シーモア姉妹にも…今の段階では、嬉しいニュースだ。」
「えぇ…。多分…一週間後には…、答えが出るかと…。」
譲二、
「うん。わざわざ、ありがとうございます。」
「さ~てと。帰るか~~。」
悠馬。
「ですね~~。…ん…???電話…???」
浩一。
「おっと…。」
悠馬、
「へっ…???僕にも…。…ん…???ママ…???…この時間に…???」
浩一、
「もしもし…。マコ…ちゃん???」
麻衣子、
「んもぅ~~。仕事終わった~~???」
知寿子、
「パパ~~、ご飯…まだでしょう~???」
悠馬、
「…う…、うん…。」
そして、麻衣子、知寿子、ふたり同時に、
「明日…会社休みでしょう~。ご飯作ったから、早く帰ってきなさい。」
知寿子、
「マコのアパートで待ってるぞ~~。」
麻衣子、
「絢も待ってるぞ~、木本浩一~~。」
そして同時に電話が切れる。
悠馬、浩一、目をパチクリさせて…。
「何と…タイミングの良い…。」
「あっ。そうか…、今日、母さん、柚…、捷子ちゃんと食事だ~~。…って~事は…帰っても…。」
浩一。
「…と、言う事は…。急ごうか…。」
悠馬、
「ですね~~。」
麻衣子、知寿子、目をパチクリさせて…、
「ヘッド…ハンティング…???アメリカ…ロサンゼルス…???…はい…???どういう事…それ…???」
悠馬、ご飯を食べながら、
「ははは。つまりは…モッちゃん…、海外の広告会社から引き抜かれたって事。」
麻衣子、知寿子、
「はい???」
麻美、目を真ん丸にして、
「すげぇ―――――――――っ!!!」
絢、
「うぎゃ~~~。」
浩一、
「おっととと…、絢ちゃん…はは…ごめん。」

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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。