「じゃ、私…戻るね~。ごゆっくり~。」
捷子。
「あ~、ありがとね~捷子ちゃん。」
捷子の後ろ姿に手を振る柚と小枝子。
そんな小枝子に、
「帰り…、遅いでしょ、モッちゃん…。」
知寿子。
「うん。この前なんて…、午前様だったからね~。かかか…、体力持てばいいけど…。」
腕組みをしながら小枝子。
「うん。多分、1ヶ月は、こんな感じ…続くだろうって…。ウチの旦那…言ってた…。」
「けど…、不思議だよね~。いきなりこんなに忙しくなるなんて…。」
「ねぇ~~。どうしちゃったんだろ…。…まっ、暇よりはまだ…いいけど…。」
「でも…、大変だよね~~。男の人ばかりじゃないんでしょ、ダニエル。」
こちらも腕組みしながら麻衣子。
知寿子、
「うん…。」
「さて。柚ちゃん、お店…案内するよ。」
麻衣子。
「わぁ~。ありがと~。」
「うん。」
知寿子、小枝子、
「ふふふ…。」
「知寿子ちゃん、ありがとね~。」
麻衣子と柚を見ながら小枝子。
「う~ん…???」
「麻衣子さんと浩…。」
「え~~ぇ…???」
「あの子も…ようやく、好きな女の人と…巡り会えたような…。」
「うん。…ふふ…。実はね…、おばちゃん…。」
そんな知寿子に小枝子、
「ん~~???」
「一番は…侑佳…さんの…お蔭かな~~。」
小枝子、
「侑佳…さん…???…おや…???」
「へっ…???モッちゃんから…聞いて…???」
「ん~~や。な~んにも…、あの子、全くそういう事…話さないからね~。」
口を一文字に目を真ん丸く、
「おやおや…。」
知寿子。
「…でも、侑佳さん…なんで知寿子ちゃん…知ってんだい。…それにそもそも、侑佳さん…神戸で赤ちゃん生まれて…。」
そんな小枝子に知寿子、
「…の…はず…なんだけど~~。」
小枝子、
「ん~~???」
「実はね…。……。」
柚、
「う~~わ~~。綺麗~~。」
麻衣子、
「うんうん。…で、これを…。」
「ひゃ~すご~い。」
「ねっ。」
「うんうん。へぇ~~。こんな風になるんだ~~。」
紀美子、
「主任、外線3番、古賀様からです。」
浩一、
「あっ、ありがとう。もしもし、お世話になっております。木本ですが…。」
まだ自宅のリビングで芳美、
「あっ、木本さん…、古賀です。お世話様です。いま…時間…よろしいかしら…???」
自分の机で浩一、
「えぇ~。大丈夫ですが…。何か…???」

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