まだ残っている席の家族連れを見ながら侑佳。 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「ねぇ…。」
侑佳。

「…ん…???」
直道。

まだ残っている席の家族連れを見ながら侑佳、
「直道の…子供…欲しい。」

直道、
「!!!!」

侑佳、もう一度、今度は直道の顔を真正面から、そしてにこやかに、
「直道の…子供…、欲しい。」

直道、
「ゆ…う…か…。」

「わたしは…。みぎわなおみちの…。妻です。みぎわ…なおみちは、私の…たいせつな…旦那様です。」

そして、
「わたしは…。みぎわの…家が…、すきです。」

その声を聞いた直道、
「ゆ…う…か…。」


「ごちそうさまでした。あ~~、美味しかった~~。じゃね~~。家で待ってるよ~~。」
そして席を立って、周囲のウェイトレスに笑顔で手を振り。

そんな侑佳に、ウェイトレスも笑顔でお辞儀、そしてにっこりと手を振り…。

会計で、
「ごちそうさま~。すっごい美味しかった~。」

そんな侑佳に、会計をしている女性、
「ありがとうございます。奥様…、またいらっしゃって下さい。」
にっこりと。

「うんうん。また来ちゃう。めちゃくちゃ美味しいもん。」
「ありがとうございます。」

「じゃね~。」
「はい。お気を付けて。」

「うん。ありがと。」

自動ドアの向こうに歩いて行く侑佳。
そんな侑佳に、急ぎ足で自動ドアを開けて中島理津子、
そしてマネージャーの疋田正雄、
「奥様、ありがとうございました。」

そんなふたりに振り向き侑佳、
「うん。ご馳走様~。美味しかった~。直道、よろしくお願いしま~す。」
にっこりとお辞儀して。そして、手を振り、
「ばいば~い。」


数秒後、中島、
「うっれしい~~。あれ…、奥様~~。今までのイメージ全く逆転~~。」

疋田、
「いやいや…、恐れいったね~~。まさか…、あれだけ変れるとは…。」

中島、
「みんな…大喜び。」

疋田、
「だ~な。」
そして、
「いや~~。気持ち良いわ~~。ははは…。」


そして…。夜8時。汀邸の玄関のドアが開く。
「た…だ…いま。」

そしてリビングに、
「今…帰った。」

惠、
「おぅ~、お帰り~。」

志摩子、
「おかえり。」

「な~に、ボサ~~っとしてんの~。ちゃんと手ぇ~洗って~。あなたも料理運ぶの手伝うの~。お義父さま…まだ足…治ってないんだから~。」

直道、
「あ…、あぁ…。えっ…、俺…帰る事…なんで…???」

志摩子、
「あぁ~。一時間前に、疋田さん、社長、自宅に戻られましたって…、連絡あったのよ…。」

直道、
「ふ~ん。」

「ほい、一杯いけ。」
惠。

「お…、おぅ。」








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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。