「麻美から聞いた~~。おまえ…。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「おはよう~ママ。」
中川家の玄関を開けて麻衣子。
「ごめん、ごめん。寝坊しちゃった~。」

台所から順子、
「おはよう~。どうしたの~。仕事…時間…間に合うの…???」

「失敗、失敗、アラーム掛けるの…忘れてた。絢~~。じゃ…ママ…行ってくるからね~~。」

「ほ~い、おはよ、絢。」
絢を抱き上げながら順子。
「重くなっちゃって~~はは…。あっ、マコ~。」
既に玄関でスニーカーを履いてる麻衣子に。

「ふ~ん…???」

「麻美から聞いた~~。おまえ…。」
そしてにっこりと笑顔で、右手を出して親指を立てる。
「イェ~イ。」

そんな順子に麻衣子、
「うん…???」
そして、
「あ~~~。…ふふ…。うん。」

「…で…、木本さん…、知ってるの…???」
「ううん…。まだ私…話してない。でも…モッちゃんも…多分、知ってる。」

「おやおや…。ふ~~ん。」

「じゃ、行ってきま~す。絢、バイバイ。」
玄関から外へ麻衣子。

「あっ、気を付けて~。」

玄関が閉まる。

「ふ~~ん。」
絢を抱きながら順子、
「モッちゃん…か~~。ふん。木本浩一く~ん。だから…か…。はは。絢~~。新しいパパ…出来ちゃうってか~~。」





自動ドアが開いて、中の店員、
「いらっしゃいませ~。」
の、瞬間、
「あっ、いや…、えっ!!!奥…様…。」

店の中の店員、いきなり呆気に取られて。
ウェイトレスの女性、
「あ…あの…、奥様…。」

いきなり動揺する店員たち。

にこやかな顔で店内を歩きながら、
「おはようございます。お疲れ様です。」

侑佳である。

動揺する店員の中から慌てて奥から出てくるリーダーの中島理津子、
「お…、おはようございます。いらっしゃいませ。奥様…、今日は…突然…、どうされた…???」

「こんにちは。お久し振り、中島さん。お疲れ様。元気…???」

理津子、
「えぇ…。ありがとうございます。」

そして、空いているテーブルの椅子に落ち着き、メニューを見て、
「さて…。中島さん、どれがお薦めなの…???」

全く嫌味などなく、にこやかに侑佳。

「あ…、はい…。」
そしてメニューを見て、
「…これ…などは…如何でしょう…。」

「わお。美味しそう~。うんうん。これにする。お願い。」
「はい。畏まりました。」

今までの緊張感はなく、侑佳の顔に笑顔で返す理津子。
「お待ちください。」

「うん。」








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