「スーパーマンでもあるまいし~~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「…って言うか…、何でいきなりこんだけの受注…、来ちゃう訳~~???捌けっこないでしょ、スーパーマンでもあるまいし~~。」
「全くの同感。」
典と雅人。

「どないします、悠さん…???」
雅人。

「悠さん…???」
浩一。

「ん~~~~。」



これまで結構コンスタントに仕事が入ってきていたダニエル広告企画室。
そのダニエルに、2週間くらい前から、
何かしら仕事の発注が増え始めて来ていた。

確かに、新たなクライアントが少しずつではあるが増え始めていた…。
ある意味では嬉しい悲鳴でもあったのだが…。社員たちも士気が上がっていた。
…は、良かったのだが…。どこからどういう成り行きで、
こうなったのかは不明なのだが…、
広告の発注が取引先以外からも飛び込んできていたのだった。

しかも、その発注量は、今現在の企画室では、到底捌ききれる量ではなかった。

「これって…、内容をチェックするにしても、かなりの時間…掛かりますよね。ん~~。」
腕組みをして浩一。

「仕方ない。何時間掛かろうと、出来る、出来ない、決めて掛かる以外にないだろう。但し、全て断る事は出来ない。内容と納期と。そして発注先の企業とも、しっかりと見極めて、やるしかない。」
悠馬。

メンバー、
「はい。」

「みんなにも…、もしかして…、今後、かなりの労力…掛けるかも知れないけど…。頼む。信用問題にも関わるから…。」

雅人、
「おっしゃ~~。やるっきゃねえな…。」

「あ~~ん…もう…。」
そして小さな声で、
「…デート、出来ないじゃんよ~。」
咲。

「くくく…、か~もな~。」
重也。

「もう~~!!!シゲさん!!!」
「でも…、それでもしっかりと…仕事で会えるじゃん。しっかりとあるぞ、グランジュエの発注も…。みのりんに会えるチャンス。」
「うそっ。ほんと。」

そして重也からその発注書を受け取り、
「う~~っわ!!!…にし…、ナ~イスじゃ~ん。」

「しっかし…、みのりんとは…、良くそんなニックネーム出て来たよな~。」

そんな重也を見て咲、唇を尖らせて、
「ぶ~~~。」


不動産会社グランジュエ、広報部員の鈴木実の事を咲は、
いつの間にか、「みのりん」と呼ぶようになっていた。


「な~んか…、どっかで聞いた時…あるようなニックネームだよな~。」
空を見ながら重也。
「まっ、良いけど…。ふふ。」
 

 








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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。