「マコにモッちゃんを引き合わせようって…」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「お昼…食べたくないって…。」
「つかさん…。何が…、どうした…???」
顔を見合わせて咲と紀美子。




「悠…さん…。それって…。」
「うん。実は、元々…カミさんが最初なんだ。マコにモッちゃんを引き合わせようって…考えたの。」

浩一、
「チズ…ちゃん…が…???…僕とマコちゃんを…???」

「うん。」
「そ…う…かぁ~。だから…今まで…。」

「うん。だから、今まで意外と…、トントン拍子に…。」
「そうか~。そう…だったんだ~~。」

「ただ…、モッちゃん。これだけは…誤解しないでくれるか…。僕たちは…、とにかく…、応援しているだけだ。」

浩一、
「……。」

「最終的には、もちろん、マコとモッちゃんだから…。その証拠に、まだマコの気持ちすら、全く分からない。」

浩一、
「……。」


「マコには…、絢と言うひとりの子供もいるし…。今はシングルマザーだ。モッちゃんは、まだ未婚な訳だから…。」
「悠さん…。」

「ん…???…あっ、いや…。幾ら、僕らが応援しているからと言っても、モッちゃんは自分自身のスタンスでいてくれ。」
浩一の顔を見ながら、
「モッちゃんは…、モッちゃんだから…。」

そんな風に言う悠馬の顔を、一度は真剣に見つめた浩一。
けれどもその表情はすぐに笑顔に変わり、
「ありがとうございます。」
そう言って、今度は照れたように頭の後ろを搔きながら…。
「嬉しいです。そんな風に言ってもらえて。」

浩一の顔を見つめる悠馬。
「まっ、まだまだこれからだ。」
そう言いながら、食べた後の弁当を袋に入れて、浩一の右肩をポンと叩く。
「マコだってまだ、モッちゃんの事…、良く知らないと思うし、当然モッちゃんだって、マコの事…。」
立ち上がりながら悠馬。

その悠馬の話しに、
「えぇ。」

「さて。午後の部スタートだ。」



部署に戻ればいつもと同じ風景。
「さてと、食べた、食べた。」
浩一。

頭の中で…、
「…まさか…、俺とマコちゃん…。」
そう思いながら…、
「…あっ…、いや…、それより…。」
チラリと右前方のパソコンに向き合っている典の顔を見て…、
いきなり頭を項垂れ…、
「…はぁ…。なんで、そうなるんだよ。」

そんな浩一を見ていた咲、
「…主任…、どうかしました…???」

すっと顔を上げて浩一、
「あ…、いや…。なんでも…。」








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庄司紗千 花笠音頭

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