「かかか。叶ちゃん…、元気いいね~。」
ジュリアン。
「さすがにね~~。元気も出るか…。」
休憩時間に自販コーナーで瞳美にジュリアン。
「もう~ジュリアン。分かってるくせに~。」
口を大きく開けて瞳美。
「かかか…、正に、そのとおりで…。でね…。」
「ふん。どしたの…ジュリアン…???」
「マ~坊に…、早く決めろ。…って、言っといた。」
「はっ???早く決めろ…???…って…、どういう事…???」
「目の前に、叶ちゃんって、彼女がいるんだから~。別に…他に誰か女の人がいる必要はないじゃな~い。」
「…ジュリ…アン…。」
「例え、それが前々から仲の良い友達だとしても…。」
瞳美は、そのジュリアンの話を聞きながら…、
「……。でも…、私…。どうする事も…出来ないよ。彼女…、栗林さん…???…愛美さんって…言ったかな…。あの人…、大学時代からマ~坊の友達…。」
「でも…、でもよ、叶ちゃん…。マ~坊自体…あの女性の人を彼女って感じている訳でもなさそうだし…。」
「それは…そう…だろうけど…。…でも、今…は…、マ~坊が、私たちの傍にいるだけでも…、私は…良いかなって…。あいつが…、傍にいるだけで、何故かしら…いろんなものが見えてくるような感じ…、するのよ…。」
「まっ、確かにね~。今まで、新しい何かしらが、みんなと一緒だったから…。しかも、マ~坊の言葉って、おっきいもんね。…って、おい、あいつかよ…???」
「てへへへへ。」
「こ~の~。」
笑いながら瞳美の頭をトンと手で撫でるジュリアン。
「でも…、あいつの彼女は…叶ちゃんしか…私は考えられない。」
「シシシ…。ジュリアン、ありがと。…って、ジュリアンもあいつかい…。」
「かかか。…でも、大丈夫、何とかなるって…。彼女…、気付いてくれるはず。」
「へっ…???…何が…、気付いてくれるって…???」
キョトンとした瞳美にジュリアン、
「んふ。んん~ん。何でもない。ある人からの…アドバイス。」
「ある人からの…アドバイス…???」
「ん~。叶ちゃんも知っている、かっわいい人からのね~。」
「…私も知っている…???だれ…???」

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庄司紗千 海をこえて
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。