「海の風、感じたい。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「はははは。これは、これは、私どもの事で、失礼した。けれど…、眞叶さん、ジュリアンさん、園田さん、何卒、娘と、お願い出来れば…。」
亮。

「こちらこそ、喜んで~。えぇ~。」
瞳美、演奏している七海に向かって手を振る。

七海、その瞳美を見て笑顔で…。

「しかし…、トモく~ん。遼く~ん。相変わらず~。」
ジュリアン。

「遠慮って、のが…、ないよね~。かかか…。」
瞳美。

「ガツガツと…。」
茉祐子。

「でも…、そんなガツガツが好きなんだよね、茉祐ちゃんは…。」
瞳美。

「あっ、そっか…。確かに…、それは言える。かかか。」
ジュリアン。

「おやおや、では、園田さんは竹下さん。ん~~。実に良い話です。ねぇ~柏崎さん。」
亮。

「ははは…、全くで…。」

「いや~。実に楽しい。この雰囲気。うん。やっぱり…ムードですか…。あれだけの素敵な作品…生み出せるんです。何かしら切っ掛けがあるはず。」

悟朗、にこやかに聞き入る。

「一種の…インスピレーションです。そのインスピレーションを如何に生み出せるか…。それが、その人の道を決めてくれる。才能もあるかも知れない。けれども、ただ、それだけでは…。成せる事では、決して…。」

その亮の話を聞いて、何故かしら瞼が熱くなる瞳美。そしてチラリと将史の顔を…。
そんな瞳美に気付いて、ニッコリと将史。

「ごめん、ちょっと私、海の風、感じたい。」
瞳美。

「お~~、そう言えば、綺麗な夕陽、見えますよ~。」
亮。

そしてメンバーも西の空に顔を向けながら、
「わ~~~。」

ゆっくりとデッキに出るメンバー。

ジュリアン、七海を誘って。
「一緒に観よう。」

七海、
「うん。ありがとう。」

自然に瞳美の隣に佇む将史。
「はは…、気持ち良いね~。え~~。綺麗だ~~。」

「うん。初めて、こんなの…。」
「俺もだ。最っ高~。」

「かかか…、どう…???お酒…飲めないけど…。」
「しゃあ~ねえやな~。この状態だもんな~。」

いきなり将史のお腹に左右の拳を入れて、
「ドドドドドド。コンニャロ、コンニャロ。」

「痛ててててて、って~。叶っ。」






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庄司紗千 海をこえて

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