「よっ。どうかね。容態は…???」
勲。
「社長も…。いやいや…。すんません。」
将史。
「お忍びで…来ちゃった~。ホイ、お花と果物。」
孝子。
「夕方からじゃ…、社の連中やらで、私たちの出る幕はないかと思いましてね。」
勲。
「すんません。わざわざ…。」
「…で~~。嬉しいニュースが…。聴きましたよ~マ~坊。2つも…。ふふ。」
孝子。
「えっ…???2つ…???…専属契約の事なら…。いやはや…、まさか…と思いましたよ。」
勲、
「とにかくおめでとう。会社中、大喜びですよ。プロジェクト、さまさまって。」
「叶には…、助けられました。」
孝子、
「…で…、その叶ちゃんとも…。」
「えっ、ええ…???」
「こ~ら、とぼけない~。ははは。」
「副社長には…叶いませんよ。」
「あら…。私はな~にも…してませんけど…。ただ…、私は、マ~坊、あんたの身体…、私に預けてくれない。…としか…。」
勲、
「かかかか…。いやはや…。何とも…。」
ペロリと舌を出して孝子。勲と将史を見ながら…。
「叶さんは、大丈夫、素敵な女性です。そちらは…私が保証します。」
「叶ちゃんに…、ぞっこんですからね~勲さん。」
「孝子さん。」
「はいはい。」
「ところで…マ~坊…。聞いたところによると…、家族の方々は…???」
勲。
将史、
「えぇ…。」
ゆっくりと話をしながら…。
「そう…でしたか…。できれば…、お母さんだけでも…。と、思うんですが…。」
孝子、
「……。大変だね。…でも、マ~坊…。経過良好って…。」
「えぇ…。助かりました。俺…、こう見えて、ヤワじゃないんですね…。」
照れながら将史。
その時、
「マサ~。来たよ~。」
コンコンとドアをノックして開ける愛美。
「あっ、お客様…???」
いきなりドアの方を振り返る勲と孝子。
「これは、これは…、お邪魔してます。」
将史、
「愛…、こちら、会社の社長と副社長。」
愛美、
「あっ、いつも…、桐生が…お世話になってます。」
「社長、副社長、僕の、大学時代からの友達…、栗林愛美さん。」
勲、孝子、女性を見て、
「あ、あ~。」
「…で、僕をこの病院に運んでくれたひとりです。」
勲、
「あ~。あの…おふたりと言う…、その…。」

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