「これは…もう…どうにもなんないよ。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「凄い筋書きだわ。」
首を何度も縦に頷くジュリアン。
「なんか…、私の出る幕…なさそ。」
ペロリと舌を出して…。

「すげぇじゃん、桐生さん。」
遼。

「うんうん。叶さんも~。いいじゃん、いいじゃん。2人~。うわっほ。」
智也。

「マ~坊。」
悟朗。

瞳美、
「……。」
まだ少し、目を潤ませながら…。

けれども将史、
「ちょ…、ちょ~っと待って…。」
両手を前に差し出して。
「ちょっと…、待ってくれ。」

その将史の言葉に、瞳美を除く面々、
「…ん…???」

瞳美、
「うん。」

「叶…。」
将史。
「ありがとな…。」

「マ~坊…。」

「俺…。叶を…。」

メンバー、
「叶を…???」

将史、
「叶を…、好きに…なり…たい。」

メンバー、
「…なり…たい…???…って…???」
ジュリアン、
「マ~坊。この期に及んで何…???」

そのジュリアンの声を聞きながら、実際将史の頭の中で、
今までのいろんな事が走馬灯のように…駆け巡っていた。

将史、
「ふぅ…。」

その時悟朗、
「おい。…少しマ~坊、休ませろ。これでも病人だ。」

その悟朗の言葉に遼。
「いや…ゴロ~さん、病人そのものです…けど…。」

その遼の言葉にメンバー、
「くくくく…。そりゃそうだ。って…、看護婦さんに聞こえたら怒られる~。」

「とにかく、マ~坊。今は、そういう事だ。落ち着いて考えてみたら良い。叶ちゃん。」
そう言いながら悟朗、瞳美の顔を見ながら…。
「おまえの今までの事もある。それは、おまえでしか分からない。…けれども、それも含めて、これから…。」

将史、
「はい。」

「は~い。桐生さ~ん。」

そう言いながら茉祐子、こそこそとしっかりとリンゴの皮を剥いて将史に、
「かか…、茉祐ちゃん、凄~い。ありがとな~。」
将史。

「ごめんね~叶さんじゃなくって…。…ほら。」
と、智也の口にリンゴを突っ込む茉祐子。

「キャ~ハッハッハ。それがあったか。」
いきなりジュリアン。

「かかか。茉祐ちゃんらしいや。」
瞳美。
「マ~坊…。私ら…帰るよ。」
何かしら、サッパリとした感じの瞳美。

ジュリアン、
「叶ちゃん…???」

瞳美、
「うん。私、マ~坊…、好き。これは…もう…どうにもなんないよ。」






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