「君の身体は…。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「一時は…どうなるかと思ったが…。いやいや…桐生君。君の身体は一体どうなっとるのか…。」
検査の結果を報告に将史の病室を訪れた医師の本田。
「患者さんが、みんな…君みたいだと、助かるんだが…。……。いや…、そうなると…、私らは…失業か…。かかか…。」

ベッド上で将史、笑いながら、
「はぁ~~???」

「正に…奇跡だよ。…脳梗塞の一歩手前。一過性脳虚血発作…、どこ吹く風だ。」
「へっ…???」

「誤診ではない。確かに、その症状はあの時、あった。…けれども、あれからの診察や検査の経緯で、その症状は…既に改善されている。全く異常なしだ。何が原因か…???私らも追及はしたんだが…。」

将史…、
「…と…言う事は…???」

「…これは…オフレコだが…。」
小さな声で…、
「何なら…、セカンドオピニオンでも構わんぞ。」

そばの看護師、変顔で、
「んん。せ~んせ。」

笑いが止まらない将史。
「いやいや…、それはないでしょ、先生…。」

「…と、言う事で…。問題なしだ。…但し。それ相応の経過観察は…、お願いしたい。」

「何だか…キツネにでも摘ままれている感じ…。」
将史。

「とにかく。今の君の状態は…。」
そう本田が言い掛けた時、ドアをノックする音。
本田、
「どうぞ。」

将史、
「多分…、会社の…。」

「失礼しま~す。」
瞳美。そして、ジュリアン、茉祐子、遼、智也、悟郎の順に。

「おやおや、これはこれは、綺麗どころがお揃いで…。」
メンバー、医師と看護師にお辞儀をして。

本田、
「それでは私は、この辺で。どうぞごゆっくり。」
メンバーに一礼して看護師共に病室を出る。


「すんげい果物じゃん。」
遼の持っている果物籠を見て将史。

「プロジェクトルーム、全員からのお見舞い。」
ニコニコしながら瞳美。

「ニコニコでしょう~、叶ちゃん。ん~、マ~坊。」
ジュリアン。

「そりゃそうでしょう。」
遼。

「まさかの専属契約だもん。」
茉祐子。

「完璧に舞い上がっちゃいましたよね。あん時は。」
智也。

「ほら、コンペの時に俺達のプレゼンの途中で、笑った審査員いただろう。」
悟郎。

「えぇ、確かに。はい。」
笑顔で将史。






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