「勘違い…されたかも…。」
智也。
茉祐子、
「あ~。ふふ…。でも…すぐに…広まっちゃうね。」
「それでは柏崎さん、私はこれで。…最高の仕事が出来る。楽しみにしてますよ。」
亮。
「こちらこそ、わざわざ、ありがとうございました。」
亮にお辞儀をして握手をする悟朗。
そして、瞳美、ジュリアン、そして遼、智也、茉祐子、それぞれが亮と硬く握手をして…。
「すぐにマ~坊に電話しなきゃ。」
瞳美。
「うん、マ~坊、喜ぶよ~きっと…。」
ジュリアン。
ベッドの上で将史。
「…おふくろ…。」
一通の手紙を見ながら…。
広間のテーブルの上で、紙に挿し絵を描いている桐生咲子。
将史の母親である。
外から優しく撫でるような微風に、メガネを外して…。
開け放たれた縁側の向こうの植樹のそよそよと揺れる葉を見ながら、
「将史…、ごめんねぇ。母さん…。」
そして、
「…ふふ…、読んでくれたかなぁ…。」
そんな咲子の元で、「ニャ~~。」
「あら、ミケちゃん。起きちゃった。ごめんねぇ~。お母さん、起こしちゃったわね。あははは。」
「今時、手紙なんて…。おふくろらしいや。…ん…???」
着電。
「おっと~~。来たか。お疲れ、叶…???」
「うん、私。マ~坊…。」
瞳美。
椅子に座り、資料をチェックしている愛美に、
「こちらになります。」
小さな声で、
「愛美。」
愛美に声掛ける同僚の関真知子。
真知子が連れている実年風の夫婦連れ。丁寧に愛美にお辞儀をして…。
愛美、
「これはこれは、先日は、おめでとうございました。しかも、私どもをご用命戴き、ありがとうございました。」
愛美が担当したセレモニーの新婦方の両親である。
瞳美の声を聞いて途端に、将史、
「はい…???なんだそれ???」
「思いっ切りびっくりでしょ。」
「いや…。びっくりと言うより…。どうなってんの、それって…???かかかか…。」
「うん。とにかく、結果がとんでもない方向に…、何て言うの、こういうこと…???」
「いや…。俺にだって分かんねぇよ。いやいや…、参ったね~。起死回生ってやつか~。良く分かんねぇけど…。」
「帰りに、またみんなで行って良い???」
「おぅ、待ってる。」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
《PR》
庄司紗千 海をこえて
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。
| レディースゆるニットトップス 2017AW新作 【メール便送料無料】
2,000円
楽天 |