「なんだか…、私…ドキドキしてる、こんな綺麗な人見て…。」
愛美。
「マサ、知ってんの…???イギリスの女優のケイト、ベッキンセイルって…。」
「やだ。恥ずかしい…。」
恵都。
「物凄い、そっくりだわ。何だか、実物見てるみたい。…あの…、すみませんけど…。握手…、して、戴けません…か…???私…好きですもの~。あの女優~。」
そう言って恵都に右手を差し出す愛美。
恵都、何とも恥ずかしげに、
「あっ、あ~。はい…。ふふ…、ありがとう。」
「ケイト…、何…???」
翔太。
そんな翔太の左二の腕を握手した後で抓る愛美、
「痛~って!!!」
その瞬間、恵都、
「ふふ…。」
「知らないの~ふたりとも~。」
膨れた顔して愛美。
「いや…。だって、俺と将史、愛美ちゃんみたいに、そんな…なんつぅか…、セレブって…、詳しくねぇから。愛美ちゃんならウェディングプランナーだから…。なぁ~将史。」
翔太。
「えっ、あなた…ウェディングプランナーですか…へぇ~素敵~。」
恵都。
「それに…。綺麗よね~。」
愛美、
「あっ。えっ。いや…。はは…。」
思わず照れる愛美。
にやけた顔をする翔太。
「何よ~~。」
翔太の左二の腕に今度は肘鉄をする愛美。
「いやいや…、だから…痛いって。」
「くくく。何だか茉祐子とトモくん見てるみたい。」
恵都。
「違ぇねぇや。ははは。」
将史。
翔太と愛美、
「はぁ~???」
「あっ、それより、ゴロ~さん。この2人です。俺をここに運んでくれたの。」
将史。
悟朗、
「ん…???えっ。あっ、これは、これは…。そうでしたか~、あなた方が…、桐生君を~。」
そう言って、すぐさまに翔太と愛美に丁寧にお辞儀をして…、
「ありがとうございました。先生に聞きました。もう少し発見が遅かったら…。」
一瞬、将史の顔を見て。
「えっ、そうなの…???マ~坊を…。あなた方が…。」
恵都も丁寧にふたりにお辞儀をする。
「マ~坊、お礼言った…???」
将史の顔を見て恵都。
将史、笑顔で、
「はい。しっかりと。」
「あの…、失礼ですが…、マ~坊って…???」
愛美。
「あっ、あ~はははは。ごめんなさい。失礼しました。…実は…。」
悟朗。

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