静かにドアが開いて、
「すみま…せ~ん。お邪魔します~。」
部屋に入ってきたその姿を見て将史、
「お疲れ~ジュリアン。」
愛美と翔太、ドアの方に振り返って、そのジュリアンと言う女性の姿に、
「あっ。……。」
そのまま言葉もなく、お辞儀。
愛美、ジュリアンの姿を見て目を上から下へ…。
ジュリアン、
「マ~坊…、みんなで来ちゃった。」
愛美、翔太、
「ま…、マ~坊…???」
「会社のみんなだ。」
将史。
愛美、翔太、
「あ…、あぁ…。」
一瞬愛美、頭の中で、
「…綺麗~…。」
翔太も言葉なく、「ドキリ。」
そしてジュリアンも頭の中で、
「…わっ、綺麗な人~…。」
そう感じて、すぐにまだドアの外にいる瞳美を見て…。
ジュリアン、
「お…お邪魔だった…???」
その女性の声に、
「あっ、あああ…。じゃ…、私たちはこれで…。ねね、翔太。」
咄嗟に椅子から立ち上がる愛美。
翔太、
「あっ、あぁ…。…だね。んじゃ、将史。」
将史、
「へっ…、もう…帰んの…???」
その将史の声に愛美、将史に振り返って、
「ちゃ~んと、大人しくしてなっさい。」
将史の左腕をトントンと叩いて。
将史、
「あっ、あぁ。」
愛美、
「じゃ、翔太、行くよ。」
翔太、
「あっ、あぁ…。」
ジュリアン、
「すみません…。お邪魔してしまって…。」
愛美、
「いえいえ…。どうぞ、ごゆっくり…。」
女性にお辞儀をして、ドアに。
そしてドアの外にいる数人に、それぞれお辞儀をして愛美、頭の中で、
「…何、この人たち、彼女も綺麗だけど、この人も…。」
瞳美の顔を見て微笑みながら…、
「…カッコいいし、それに…、可愛いし…。」
そして愛美の後ろの翔太、ジュリアンと呼ばれた女性にお辞儀をして、
ドアの外、もう一人の女性の顔を見て、小声で、
「あれ…???」
瞳美、その眼差しに、
「…ん…???誰…???」
茉祐子、女性に向かって、
「こんにちは。」
廊下を歩く愛美。
その後ろから翔太、頭の中で、
「…どっかで~。…あぁ~~…。」
ぞろぞろと病室に入るメンバー。ベッドの傍でジュリアンと瞳美、
「マ~坊!!!」
茉祐子、
「桐生さ~ん。」
遼に智也も、
「桐生さ~ん。」

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庄司紗千 花笠音頭
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。