「いらっしゃいませ~。ん…???」
和人。
そして、夏輝も、
「いらっしゃいませ…。…ん…???」
「こちら…が…、せいざんさん。」
と、一言、男性。
「そう…みたいね。ふふ…。楽しみ。」
傍の女性。
既に5年が経過していた。
「ただいま~。はは…、和香ちゃん…、お絵かきしてるんだぁ~どれどれ~。わっ、上手~~。凄~い。」
恭子。
「おかえり、恭ちゃん。玲ちゃん。」
和香。
「ほい、ただいま~。」
と、和香の頭を撫でながら玲子。
そして着替えを済ませて玲子、
「恭子~、先、行ってるね~。」
「う~ん、これ片付けて行く~。」
冷蔵庫に食材を仕舞いながら恭子。
そして、店の中…、
「いらっしゃいませ~。」
玲子。カウンターの目新しい男女の客に丁寧に挨拶をして、
和人と夏輝に視線を…。
和人、夏輝、
「おっ、お帰り。」
そしてふたりの男女にわずかに頭を傾げて、
「……。」
そして、それぞれの個室に挨拶をする玲子。
その雰囲気をそのままの姿勢で見守る男性と女性。
それぞれの客に笑顔を振る舞う玲子。
気さくに玲子に声を掛けるそれぞれの客。
そして、店の中に入る前に、一礼して、
「お願いします。いらっしゃいませ。」
そして暖簾を潜って店に入る恭子。
その声を聞いた瞬間に、男女、
「…ん…???」
暖簾を潜った瞬間に、笑顔で店全体を見回す恭子。
そして、また一礼。そして、再び、綺麗な声で、丁寧にお辞儀をして、
「ありがとうございます。いらっしゃいませ。…ただいま、和兄ぃ。もんちゃん。」
「おっ、お帰り。」
そして、厨房に入る前に、また玲子と同じように、個室に向かおうと…。
その瞬間、恭子、
「へっ!!!!」
その恭子の姿に顔を向けての男性と女性。にっこりと、
「久し振り。倉科さん。」
そのふたりの顔を見た瞬間にいきなり口を両手で塞ぐ恭子。
「え――――――――っ!!!」
「元気だった…???…相変わらず可愛いわね、有村架純ちゃん。へへへ~。」
女性。
そして、
「うん。さすがだ。倉科さん。」
男性。
恭子、
「うっそ~~~~!!!」

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庄司紗千 花笠音頭
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。