「善は急げ。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「しっかし…、さすがにこれだけ集まると凄いよね。」
智香子。

「今年はこれに、もう一人、加わるよ~。」
玲子。

「ははは、全くだ。…んじゃ、皆さん。新年明けましておめでとうございます。今年もよろしく。かんぱ~い。」
和人の音頭で宴が始まる。



「ど~お…???青山家の住み心地は…。恭子ちゃん…???」
理奈。

「うん。めちゃくちゃ良い。実家にいるのと変わんないくらい。」
恭子。

浩二、
「うんわ~、これ最高~。うま!!」

「…って…、彼氏は全く聞いてないし…。かかか…。」
「もう~コウちゃん、食べてばっかり。」
浩二の右肩を叩いて恭子。

「おやおや、元日早々、夫婦喧嘩…???」

そんな隼人の声に変顔の恭子。



それはクリスマスイブの夜。
せいざんでクリスマスを祝っている和人、智香子。そして隼人と理奈。

「な~んか…、こんな雰囲気のせいざん…、初めてだな。静かだわ~。」
隼人。

「ねっ。普通なら、こんな雰囲気、味わえないよ。まして今やあのふたりがいるんだもの。賑わうわ。」
智香子。

「恭子ちゃん、玲子ちゃん、様様だね~。」
理奈。

「でも、さすがだよ。バイト終わったらここ…。で…、アパート帰って…。」
隼人。

その時、智香子。いきなり、
「あっ!!!」

「うぇぇぇ~…びっくりした~。いきなり何…、智香さん???」
シャンパン飲んで、思わず溢しそうになり、理奈。

「和、あの子たち、ここに住まわせよう。そうそう。それで良いんだわ。アパート、引き払おぅ。」
智香子。

和人、
「はあ~???」

「善は急げ。」

そして、恭子と玲子に電話する智香子。
そして、和人と同じように、恭子も玲子も、
「はあ~???」

「つべこべ言わずに青山家に引っ越すの。家賃はただ。」

そして、翌日には早速、身元引き受け人として和人と智香子がアパート、
賃貸解約の手続きをして、次の日曜日には全員で引っ越し作業。
現在に至る訳である。






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