「おぅ、お帰り。ははは…、恭子も来たか。」
和人。
「うん。ねね、どんなのユニホームって…???」
恭子。
「ほ~い、これ。」
玲子。
「ひゃ~~すげぇ~。いいわ、いいわ。」
「でっしょう~。私ともんちゃんの見立て。」
「中々やるじゃん。…うん。」
「恭子ちゃん。」
夏輝。
「…ん…???あぁ…。うん。…大丈夫。うん。玲子の事…、よろしくお願いします。」
「恭子ちゃん。…ありがと。」
「妹さんと、姪っ子さんにも…会ったって…。…玲子から聞いた。」
「…うん。」
「私…、大丈夫だから…。うん。」
「うん。…そっか…。」
「頼りになる彼氏がいるもんね~恭子~~。」
玲子。
「べぇ~~だ。かかか…。」
「恭子…、良かったな。」
和人。
その声を聞いた瞬間、和人に駆け寄り抱き付く恭子。
「和兄ぃ、大好き。アン姉ぇも大好き。」
「バカ、お客さん、見てるって…。恭子。」
「あっ…、ごめんなさい。」
「ははは…、この店でなきゃ、見れない光景だね、大将。いいもん、見させてもらったよ。お嬢ちゃん、帰ってきたんだねぇ。この店、あんたらふたりがいるだけで、私ら、嬉しくってね~~。」
客の男性。
「はい。ありがとうございます。平(へい)さん。」
玲子。
「おや、真野ちゃんから名前まで覚えてもらって。益々嬉しいねぇ~こりゃ。」
「えっえっ…???真野ちゃん…???玲子…???」
「うん。ここでは、私ら、真野ちゃんと架純ちゃんになってる。」
玲子。
その声に恭子、両手で口を塞いで、
「うっそ!!!」
「まっ…、そういう事だ。だから…、敢えて言えば、おまえたち2人がいないと、逆に俺が客に怒られる。」
和人。
「い…、い…いやいや…、それはないでしょ。そんな…???え~~!!!」
恭子。
「かかか…。その内分かるよ。」
玲子。
そんな玲子の言葉が…。店のドアが開くと…、女性客…。
「こんにち…。え~~~。ちょっと、ちょっと…。わっ、私たち…ラッキー。」
「へっ…???どしたの…???わっ!!!」
恭子、
「いらっしゃいませ。」

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庄司紗千 海をこえて
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。