「ねねね…、ほらほら…あそこ…。いたいた。」
「ん…。おやおや…、ビンゴだね。」
ゆっくりと恭子と玲子のテーブルに近づくふたり。
そのふたりに気付いた恭子。
「へっ。わわわわ…。」
いきなりその場に立ち上がって、
「コウちゃん。…お世話になりました~。」
恭子。
浩二、後ろを振り向いて、
「わぁ、びっくりした~~。翔さん、絵梨奈さん。」
「こ・ん・に・ち・わ。恭子ちゃ~ん、浩二く~ん。セミナーではどうも~…。」
絵梨奈。
「いやいや…、こちらこそ…。」
浩二。
「恭子ちゃん、もう…完璧に身体…、大丈夫でしょ。」
翔。
「あ…、ははは…、はい。どうも…。」
恭子。
「なんだ…、恭子…身体って…???」
明彦。
「じゃ…、私たちはこれで…、浩二く~ん、恭子ちゃん、お願いね~~。」
絵梨奈、手を振って。
「なんだ…???浩二。…恭子…???はい…???何がどう…???おい、玲子…???」
向こうに歩いていく絵梨奈と翔。
「…ん…???いや~~、何でもない。うん。かかかか…。」
玲子。
「でも…、絵梨奈さんには…、負けるわ…私…。」
恭子。
「へっ…???どういう事…恭子…???」
クスクスと笑いながら浩二。
「まっ、確かに…。もしかしたら…、芽衣さんと、似てない、彼女…???」
「あ~~~、そうそう、そう言えば、似てる、似てる。」
いきなり袖を捲りながら…。
「…って~事は…。」
浩二。恭子と一緒に明彦を見て、
「うん。完璧に、姉さん女房。かかか。」
恭子。
「えっ、何々…、どういう事よ、恭子…、あの人たち…???」
玲子。
「それに…、浩二に、恭子…お願いって…、どういう事…???」
明彦。
「でも…、彼女…、絵梨奈さん…、もしかしたら…芽衣さん以上だな。」
浩二。
「えっ…、どういう事よ、それ…???」
食べながら玲子。
「ねね、玲子…、私とコウちゃんいる前で、キスするんだよ、彼女。翔さんに…。」
その恭子の声に思わず口を押えて、目をパチクリ、「うそ!!!」の目。
「あれには参ったわ、私。」
浩二、
「くくくく…。」
「全く分かんねぇよ。おい。」
明彦。
「…で…、だから誰…あのふたり…???」
玲子。

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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。