「ふん、そう…。うん。じゃ、頑張ろう~。」
玲子の左肩をチョンと叩いて彩音。
「あ…、あ、はい。」
何故かしら変顔の玲子。頭の中で、
「なんで…いるのよ…???うそでしょ???」
いろいろと頭の中で整理してみる玲子。
そして…やがて…玲子、頭の中で…、
「あっ、そっか~~。今日……、定休日だ…。…で…も…、いやいやいや…、違う、違う。…そんな事、一度も聞いてない、聞いてない。…んじゃ…、誰…、あの人…???…しかも…、子供…って…???」
一気に、頭の中で、あれこれと詮索してしまう玲子。
「え~~~、うっそ~~。子連れの…彼女~~~???…マジで~~。」
ますます頭の中でこんがらがる玲子。
そこへ、何の因果か知らないが、
「玲子ちゃん、あちらのお客様にコーヒーお願い。」
彩音。
「あ…、はいはい。」
と、彩音の手を差し伸べる向こうが…。
「えっ…???……。」
「じゃ、お願いね。」
またまた玲子、頭の中で…、
「うそでしょ。…なんでこの場面で、私…???…あっちゃ~~。」
彩音の横顔に一瞬変顔をして玲子、
「はは…は…。」
そしてコーヒーポットを持ちながら…。
自分の方に近づいて来る玲子を見つけて、
「お疲れ。頑張ってるね。久し振りに来ちゃったよ、サヴール。」
笑顔で玲子に…。
「あ…、ははは…、うん。いらっしゃい。来て、いきなりいるんだもん。びっくりしちゃったよ。コーヒー、入れるね。」
玲子。
「うん、ありがと。」
ニコリと笑って。
黙って玲子を見ている向かいの女性。
笑顔ながらも、何かしら緊張しながらの玲子。コーヒーカップに集中する玲子。
けれども、内心、ドキドキしながら…。そして目の置き場に困るように…。
そしてふたり一緒に、
「あの…。」
「あっ…あ…、あ…あ~の、あの…。もん…ちゃん…???」
どぎまぎしながら玲子。
「ぷっ。ごめん、びっくりした…???」
玲子の顔を見て、向いの女性の顔を見て夏輝。
「俺の…妹。…そして姪っ子。」
その言葉に…、玲子。
「はい…???」
「かかか…、ごめん。言ってなかった…よね…。くくく…。」
夏輝。
「い…、いも…、妹…さん…???」

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庄司紗千 きっと大丈夫
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