「みなさん…、本当にありがと…。大輔に…こんなに…。」 睦美。
大輔、
「君たちも…僕と同じクラスの…???」
「そう~、みんな同じクラス。私が学級委員長の五月野萠美。そして、その他諸々。」
と、五月野。
そこに原田、
「…って…おい、五月野、その他諸々…ってのは、ねぇだろ~!!!」
笑いながら…。
「ぷっ!!!ごめ~ん。」
睦美も思わず「くすっ。」と、笑って…。
「本当に、楽しい生徒さんたち。」
そう言って、大輔の顔を見る。
クラスの生徒たちからの見舞いを切っ掛けに、ベッド上での受験勉強を始めた楓。
医師からも、その方が良いかもしれないと、逆に提案され始めたのだった。
更には、勉強を始めた、その日のお昼には、
「母さん、私…外に出ちゃダメ…???」
その言葉に驚く弓枝。
「な~に馬鹿言ってん…の~~???ん……???」
何を思ったか、弓枝。
「そうね~。先生に…聞いてみようっか!!!」
「ありがとう、恩に着る。」
自分の顔の前に両手を合わせて。
そのまま部屋を出る弓枝。窓の外を見る楓。
「まだ…この窓の下…、見た事…ない。…そして…、大…、今……。」
その内、ドアが開き、
「OK出たぞぉ~~!!!」
「キャハッ!!!さっすが、母さん。」
そして、弓枝の後ろから、車椅子を押しながら看護師。そして医師の森下。
「ヨッ、楓君、元気になったか???自分から外に出たいなんて…、良いねぇ~。」
「アハ。先生、ありがとうございます。なんか…もう…、動いていないと、どうしようもなくって…。」
「ただ、無理だけは…勘弁してくれ!!!」
「はい。分かってます。シシ…。」
と、最後は口を手で隠し…。
車椅子までは看護師、そのやり方を見ながらの弓枝。
楓、
「おっ、わわわわわ…痛っ!!…脚が…固まってる。ひぇ~~!!!」
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