「けど…、あの時は…楓ちゃん…、そんな風には…見えなかったけど…。まっ、周りに人も多かったから…。それに…そんなにマジマジとも見なかったし…。」 政美。
「えっ…、政美…、じゃ…、この子たちの事…???」
弥生。
「うん、去年の夏休みに、立川の花火大会でバッタリ。」
「へっ…バッタリって…???」
「それがまた…、ドッキリハプニング…。…あっ、でも、ここじゃ…そんな話…。」
「ええ…、まぁ…。」
その時、ドアを開けて朱実と陽子…。
「だ…い…ちゃん。」
「いらっしゃい。」
政美が2人を手招きする。
「じゃ、俺たち楓を…。」
朱実と陽子、
「うん。」
「あっ、陣内先生ですか…。橘楓の母です。」
「ああ…橘の…。お世話様です。」
リビングでテレビを観ている洋祐。優美子はお風呂の準備。
弓枝…、
「実は……。」
「え―――――ッ!!!…はぁ…、はぁ…、はい…。…いや…、これは…全く…、なんて事に…。…ええ…、妻には…、はい。分かりました。わざわざありがとうございます。失礼します。」
一気に蒼褪める洋祐。
「あ~~~ん、もう…。なんて事だ。…ったく…、楓、大輔…。あ―――――っ!!!」
顔を両手で塞ぐ洋祐。そこに優美子。
「ん…???どしたの…洋祐…???」
「優美子…。いいか…、今から俺の言う事…、絶対に動揺しないでくれ…。」
「えっ…???」
「…と、言ってみたところで…、俺も驚いたんだから…、ったく…、無理か…。」
「はぁ…???」
「あのな…。」
「……、何かあったの…洋祐…???…顔…蒼いけど…???」
「あいつら…今日…、キャンプだったよな…。三浦海岸に…。」
「ええ…。た~のしんだんじゃないの~ふふ…。」
「…その…帰り…、事故に遭ったそうだ。」
「え―――――ッ!!!」
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