「えっ…、私達も…知っている…人…って…、誰よ…、誰、誰、誰、誰、誰よ???」 またざわつく教室。
楓たち6人は揃って黙秘状態。
そんな楓たち6人をひとりひとり見ながらの陣内。
やがて、一人の女子生徒が…、
「あっ、分かった!!!優美子先生!!!」
その女子生徒の声に…、
「まっさか~~有り得ない…。」
左手を振りながら…ダメダメ…とでも言うように…。
そして小さな声でもう一人の女子生徒。
「優美子先生…可哀そすぎる~!ねぇ~!」
と、言いながら前の生徒の肩を指先でチョンチョン。
そして、その生徒も…クスクスしながら…、
「まぁね…。」
けれども、その隣の生徒が…、
「でも女子のバスケの試合に、優美子先生…凄いセクシーなファッションで来てたから…、もしかしたら…???」
「うっそ―――――ッ!!!!マジで…!!!」
「そう言えば…、その時…、やたらと…陣内先生…顔…真赤だったらしいし…!!!」
「うそ。うそうそうそ。じゃ…。」
その時、
「せんせ!!!」
と、机に両肘を立てて頬杖を着いている慎二。
「何、慎二、おま…知ってんのかよ???」
慎二の隣の原田。
「ん…、いや…あ…。あ~!」
「…って~事は、お前…、いや…他にも…。あっ…。」
「まあ…聞いてくれ。」
机に両手を着いて陣内。
「みんなの…期待を…遥かに…裏切るかも知れない。…と、言うより…、もう…裏切ってるか…。ははは…。」
「…じ、じゃ…あ…。」
女子生徒…。
「ほんとに…???」
「そうだ、みんな…想像している、その…、有り得ない、相磯先生が、結婚相手だ。」
その瞬間、教室全体が…シ~~ン。
陣内…、
「ん…???…はは…やっぱり…。」
変顔…。
そして、数秒後、
殆ど生徒全員が…。
「いっ…ヤッタ――――――ッ!!!!!」
※※※※※※※※※※※※※