「うん。洋祐がいるもの…。」 「そか…。」
左腕を相磯の両手から解いて、優しく相磯の左肩を抱く陣内。
8人の目の前に、そして頭上に打ち上げられ、綺麗に彩られる冬の華。
「楓…。」
「うん。」
楓の右腕もしっかりと大輔の右脇に回され、智志は自分の前に陽子。
陽子の前に両腕を回して抱き抱えるように…。
「ほらほら、智志~キャ~綺麗~!」
「寒くないか~???」
「智志のお腹で…あったかいよ~。」
「アハハハ…。」
こちらはこちら…、
「慎二~重くない…???」
「これくらい…。」
何故か、朱実をおんぶしている慎二。それを見る6人。
「はぁ~???何を…???」
「いいじゃん、いいじゃん。大晦日だし…、ねっ。」
と、ニコニコ顔の朱実。
「慎二~~。」
大輔と智志…。
「かかかか…、あんたらしいよ、朱~!!!」
楓と陽子。
「やれやれ…。お前等…。」
陣内。
「ふふふ…かっわいい~。」
相磯。
夜のスキー場、そしてやがて…カウントダウン。
静かな冬の深夜。
新しい年を迎え、凍て付いた静寂の中からゆっくりと白い光景が甦る。
雪の景色にうっすらと漂う靄。
「あっけまして、おっめでとう~~!!!」
いきなり隣の陽子のベッドにダイブする朱実。
「わっ、びっくりした~~。はぁ~朝だぁぁぁぁぁ。おめでとう~。」
「楓ちゃん…、こら…、起きなさい。ふふ。」
「ん…、ん~~。」
そして…。
「おじさん、おばさん、お世話になりました~!!!」
「ふふ…、またお出で、いつでも歓迎するよ。」
澄江。
「先生たちも、是非、お元気で。またお会い出来る事、楽しみにしてますよ。」
暢也。
「こちらこそ、本当に素敵でした。ありがとうございました。」
相磯と陣内。
「ん~2009年。始まったね~!じゃ…、陽子、行こ。」
楓。
「うん。」
※※※※※※※※※※※※※