「本当にごめんね~~。校長先生の事…。…でも…。」 「…ん…???」
女子3名。
「その時の…校長の話しに…、私に…意中の人がいる。その人はスポーツマン…、と、言うのは、本当の…事なんだけど…。」
「校長…先生が…、そんな…事を…。でも…。」
朱実。
「陣内先生は…自分じゃなく誰か…。」
推測しながら陽子。
「あん時は…、さすがに俺も、そうだよな…って思ったね~。」
グラスの水を飲みながら陣内。
「本当の事を言えば…、洋祐さんにも謝らなきゃいけないんだけど…。」
「とんでもない…、謝るだなんてそんな…。」
そう言う陣内の前でちょっぴり舌を出して相磯。
そしていきなり…、
「ふつつかものですけど、よろしくお願いいたします。」
「わ、わ、わわわわ…。言っちゃった~優美子先生~!!!」
と、隣の陽子に抱き付く朱実。
「すご…。」
キョト~ンとしている楓。
「あっ、いや、優美子…さん。いやだな~あらたまって。」
そんな陣内を6人が注目。
「…あっ…。いや…。はは…、そうだな。うん。俺の方こそ、至らない点、多いと思うけど…、よろしく…お願い…します。」
その瞬間、じんわりと目を潤ませる相磯。
「あっ、いや…、そんな…、涙まで…。俺の方こそ…、泣きたいくらいなんだけど…。」
「えへへ…、ごめんなさ…。なんだか嬉しくなって、涙、出てきた。えへへ…。」
「意中の人がいる。完璧に俺以外の男性だとばかり…思ってたから…。それが…。」
涙浮かべて、鼻水を啜る相磯を見ながら、
もらい泣きのように目を潤ませる女子3人。
「俺の方が…至らない点…と言うか…、迷惑ばかり掛けると…思うんだけど…。」
そんな陣内の言葉に、首を振る相磯。
すぐ隣りの朱実でさえやっと聞こえるくらいの声で…。
「それでも…私は…あなたなの…。」
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