大輔が使っているベッドに腰掛けた智志。 窓の外の景色を見ている陣内。
「ん~、そうか、お前たちも…気付いたか。実は…昨夜な…。」
「え―――っ!!!じゃ…優美子先生から…アプローチ…。ひぇ~凄~い。」
「でも…その後は彼…、洋祐さん、優しかったわよ。うん。」
「うわっ、洋祐さん…って。ククク…。」
朱実。
「はぁ~~いい響き。」
うっとりする陽子。
「やだ…、私…なんだか…。…ん…。」
楓…。
「は~っはっはっは~、楓~目~潤んでる~ははは…。」
朱実。
相磯が、
「楓ちゃ~ん。ははは…、かっわいい~!」
そう言いながら楓を抱き締めて…。
「だって…せんせ…い、陣内…先生…。他の人…紹介…って…。」
「え~~???あっ…、そうか、そうか~、それで~。」
「そうだよ、そうだよ、校長先生が陣内先生に、誰か紹介するって…。」
朱実。
相磯、
「あらま。」
「それで、私たち考えて、ようやく楓がこのプラン思い付いたの…。」
陽子。
「うわっ、そうだったんだ~。」
「…ん…。」
鼻水を啜りながら楓。
「優美子先生…、陣内先生…好きかも…って、感じてたから…。」
「まぁ~、このおませさんたち。ふふ…。」
「それでも陣内先生…、そんな優美子先生に…気付いてないみたいだったから…。」
朱実。
「まぁ~~、そこまで気付いてたんだ~~、やっぱりあなたたち、凄いわ、うん。」
「でも…良かった~はははは。」
そう言って、また相磯に抱き付く楓。
そんな楓の頭を優しく撫でて、両腕で朱実と陽子も抱き締める相磯。
「ありがとう…私の子供たち。ふふ…。」
「うわっ、まっぶしい~~!!!」
2008年12月31日。大晦日の群馬県沼田市、玉ノ原スキーパーク。
朝の光景である。
面々、
「ん~~最~高ッ!!!」
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