相磯はそのままにこにこと笑顔で…。 隣りの3人が懸命に口を手で塞いで、両肩を揺らす。
そんな3人に気付いた陣内が…、赤い顔をして…、
「…ん…、どうしたお前等…???」
やっとの思いで口から手を放した朱実と陽子が…、
食事を続けながら、
「いえ…、何でも…。」
と、今でも笑いそうな顔で…。
そこに楓が…、
「陣内先生…顔…赤いですよ。」
口を尖らせて言う。
その途端に朱実と陽子が思いっ切り吹き出す。
「ぷ~はっはっはっ。先生~~。はぁ~苦しい~。」
足までばたつかせて…。
相磯は始終にこやかに。
陣内は…、
「いや…その…なんだ…、ん。」
慎二、
「…ん…、どしたの…???」
「慎二…、今の…見てなかったんだ。」
朱実が慎二の右脛を自分の右足で蹴りながら、
「あ痛…、何を…???」
智志が慎二の右腕を左肘で小突いて陣内の方に顔を向ける。
慎二もそれにつられて陣内を見るが、
「いいから、お前は早く飯、食えよ。」
と…。
それを見ていた女性陣、クスクスと…。
首を傾げる慎二。
「おばちゃん、ごちそうさまでした。すんごく美味しかった。」
3人揃って。
「皆さんのお口に合って光栄ですよ~。今日も楽しんでらっしゃい。」
「は~い。ありがとう~。」
自分たちの部屋に向かう楓たち女子。
そして、部屋に入るなり3人から抱きしめられる相磯。
「先生~~きゃ~~凄~~い!!!」
朱実。
「じゃ、昨日、あれから、陣内先生と…、…ん…???」
「うんうん。」
楓と陽子。
にこやかに相磯、
「うん。ふふ…、お陰様で。」
「やった~~~!!!」
と、ハイタッチする3人。
「あなたたちの…、お陰ね。ありがとう。」
「ふふ…。」
笑顔で抱き合う3人。
そして、相磯も一緒に。
こちらはこちらで、智志。
「陣内先生…、もしかして…、相磯先生と…。」
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