「ん…。はぁ~良く寝た~!おはよう~!」 朱実。
「陽子~起きてる~???」
ロフトの上で…。
「…ん…、朝か~おはよう~!」
「…ん…???先生…???」
そう言いながらベッドから起きて、下を見る朱実。
カーテンを開けて外を観ている相磯。
「あっ、おふたりさん…、起きた…ふふ…おはよう。」
「…ん、おはようございます。」
陽子。
相磯、
「楓ちゃん…寝顔…可愛い~~!」
朱実、
「かかか…、当分起きないよ。」
「えっ…???」
「アラーム鳴っても起きないから…。」
「アラ~…。」
いきなり柵に着いていた右腕を外してガクっと朱実。
「せ…んせい…、朝から…。はは…。」
と、変顔。
「あ、…はは…、いや…そんなつもりじゃ…ふふ…。」
「さっ…て、か~え~で~~!」
陽子。
その声に顔を布団の中に楓。
「かっえで~~あっさっだぞ~~!」
「へっ、うわっ、今…何時よ、何時!!!はっ。」
「わっ、楓ちゃん。」
「…ん…???せんせ…???あっ、そっか~ここ…。…ん…???朱…陽…???」
「おはようございます、奥様…かかか…。」
笑顔の朱実。
頭の上から聞こえる朱実の声に、
左手を掲げて握り拳で空を殴る。
そして朱実に、
「イ――――ッ!!!」
「えっ…、…って…事は…、もしかして…、楓ちゃん…、お寝坊さん…???」
ロフトの柵で頬杖を付いている朱実と陽子。
「かかか…、ご名答~~。」
「うそ~~~!!!!あの楓ちゃんが…、全…然、想像…付かない。」
「まぁ…ね、成績では学年2位なんだけど…。しかもスポーツ万能…。な~~楓なんだけど…シシシ。」
笑いながら朱実。
「へぇ~~たまげた…、意外な…この一面…。」
目を真ん丸にして楓を見る相磯。
その瞬間、思いっ切り楓の背中から抱き締める相磯。
「わっ。」
「かっわいい―――――楓ちゃん。」
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