楓のその声に、そう応えて楓の右肩に自分の左腕を回す大輔。 「楓が一緒で…、良かった。」
「…うん。」
「ひょ~っほっほっほ~!」
楓と大輔の両側をザザザ~~っと…。
「やるな~慎二と智志~!」
「あのふたりは~!はは、大!!!」
「おぅ。」
「相磯先生…、あっ、いや…優美子先生。…だから…無理ですって…。」
「ふ…ふたりの時は…、ゆ…、優美…優美子です。あ~あ~。」
「あっ…、はい…、って…。ほら…また…。」
暗い中…、陣内の腕に摑まりながらの相磯。
「だって…、陣内先生と一緒じゃなきゃ…、スキー…覚え…られ…きゃ…。」
「しっかり~陣内先生~優美子先生~!」
そう言いながらコチラはスキーを履かずにゲレンデをゆっくりと散歩する朱実と陽子。
陽子、
「さてさて、楓とあの3人は…、どこまで行ったか~~ははは…。」
「でも…もう…すんごく気持ちいいねぇ~ナイターも…。ねぇ~陽子~。」
「うん。…まさか…、本当に、こんな気分になれるなんて…。」
「陽子の…おばちゃんに…感謝だね。」
「……だね~ふふ…。」
「……。」
「…ん…???朱…???」
「…ん…、陽子…。」
「…ん…???どしたの…???」
「へへ…。…ごめん…陽子…。」
「な~によ~。ど~したのよ~朱~???」
「実は…、慎二と…、やっちゃった…。」
「へっ…???やっちゃったって…???」
陽子に朱実、目を閉じて唇を尖らせて。
「うっそ~~朱~!」
「私が転んだ後に、体起こそうとしたら、摑まっていた慎二の肩から手が外れちゃって、その瞬間、慎二の唇にね…けへ…。」
「あ~らま。んじゃ、ナイスタイミングだって訳じゃん。」
「…ん、まぁ…けへへ…。」
「んじゃ…、私も…明日辺り…、智志を…クク…。」
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