「お前等…、気を付けてな~!」 立ち上がる男子を見ながら陣内。
「…と、言いたいところだが…、俺も行く。」
「ふふ…。」
と、笑う相磯。
「そうね~陣内先生、保護者、保護者。」
「いや…、あっ、ははは…、まぁ…その…。」
その時、相磯の傍で相磯の左肩をツンツンと、朱実。
「優美子…せ~んせ。」
「えっ…???な…朱…実…ちゃ…。あっ!!!」
朱実と陽子、首をコクリと…。
相磯…、小さな声で…、
「ふふ…、そうだよね…。じゃ。」
陣内の後ろに…、そして、
「先生、私も…お供します。」
その相磯の声に…、
「えっ…あっ…、はぁ…。でも…大丈夫ですか、相磯先生???」
小さな声で…、
「優美子です。」
「あっ…、はぁ…。」
「いい感じじゃない、あのふたり…。クク…。」
「うんうん。」
朱実と陽子。
「では…私たちも…。」
「後に続くのじゃ~かかか…。」
「楓~!良い感じじゃん。」
大輔。
「うん。ナイターも気っ持ち良いネェ~!それに…大も…傍にいるし。」
「おぅ。」
「はぁ~~。」
「ん…???どうした…???」
「ほら…、息…白い…。はぁ~~。」
「はは…、だな~!」
そんな楓の吐く息に合せるように大輔、
「んじゃ…俺も…はぁ~~。」
しかも、ふたりで少しずつ、顔を寄せながら、楓…、
「はぁ~~。」
大輔も…、
「はは…はぁ~~」
そして大輔の顔に白い息を吹きかけて、大輔、
「はは…ステーキの匂いと…良い匂い…。」
そのまま大輔の目の前で目を閉じる楓、
「はぁ~~。」
そんな楓の唇に、静かに優しく唇を合わせる大輔。
その瞬間、大輔の右肩に左手で摑まる楓…。
数秒合わさる楓と大輔の唇。
そして楓から唇を外して…、
「大…。」
「…ん…???」
少し鼻声になりながら…楓…、
「好き。」
「…ん…。」
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