「バレバレじゃん。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”
  「ひゃ~~最っ高、気持ち良い~!!!」
気持ち良く滑って、朱実と陽子の元に戻る楓。

朱実。
「さっすが楓、上手いじゃん。」
「うん。まだ小学の時の感覚には遠いけどね。…で、陣内と優美子先生…???」

「ほら…。」
陽子。

「クク…、いいじゃん、いいじゃん。」

その時朱実、
「すげぇ~カッコいい~!」

上まで昇っていた男子3人が颯爽とシュプールを描いて楓たちの下まで。
「うそ…、ここまで出来んのか…???」
口を開けたままの朱実。
「慎二~~凄い、凄~い。」

「こら、ばか…朱…。」
「…あっ…、言っちゃった…てへ…。」

「いいじゃな~い、もう…。朱実ちゃん…慎二君の事…、好きなんでしょ。」
にこにこしながら、しかも陣内に摑まりながらの相磯…。

「それに…陽子ちゃんも智志君の事…。ふふ…。」
「え~~、もう…優美子先生には…バレバレじゃん~。」

「ふふ…。」

女子に集まる男子。
「おや、逞しい男子。3人共…スキー上手いのね~、先生、びっくりしちゃった。それに、陣内先生も凄いのね~!私なんて、正に…赤ちゃんね…。」

「相磯先生、ゆっくり行きましょう。陣内先生もいる事だし。」
楓の傍に着きながら大輔。

「そうね。陣内先生…お願いします。」
そう陣内にお辞儀をしながらも…、
「あ~あ~あ~!」
と、また陣内の腕に摑まる相磯。

「せ…んせい…、もしかしたら…。」
陣内。

「あははは…。そう…、その…もしかして…。スキー履くのさえ…今日が…初めてで…。」

「こりゃ、こりゃ…、教え甲斐がありますね~先生~。」
笑いながら言う慎二。

「はいはい、ほれ、ちゃんと教えてよね~。」
ぐいぐいと慎二の腕を引っ張る朱実。
「へいへい。」

「んじゃ、始めるか陽子。」
陽子の帽子をトンと手を当てて智志。

「うん。」



「バレバレじゃん。」


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