陽子、 「楓のあのひらめき…、なかったら、ここ…来れなかったね。」
楓、
「うん。ふふ…、良かった~!」
楓たちの目の前に広がる雪の景色、そこは群馬県沼田市のスキー場である。
「す~んごい、綺麗~~!」
にこにこ顔の朱実。
「陣内先生、着きましたね。」
相磯。
「はい。よろしくお願いします相磯先生。」
「こちらこそ。」
「おばちゃんの古くからの友達が経営しているペンションがあそこ。」
と、陽子。
「ペンション、エクレール…か。な~んだか素敵なネーミング~!しかもなかなかのモダン。」
陽子と朱実に抱き合いながらの楓。
「うんうん。」
にこにこの朱実。
「なんだか…エクレアみたいなネーミングね…はは。」
「あっそう、朱…、エクレールって、フランス語で、日本語にするとエクレアなんだって…。」
と、陽子。
「へっ…、うそ…。当てずっぽうで言ったのに、はは…。」
「スキー場が目と鼻の先なのね~!さすがは有言実行の3人ね。感心、感心。素敵な場所だわ。」
満面笑顔の相磯。
「よ~し、腕が鳴るなあ~!」
猛ハッスルの慎二。
「では…、まずは…オーナーに挨拶…。」
玄関前の階段をゆっくりと上って、
「こんにちは~東京から来た山下です~!」
「あ~ら、ようこそ~。お待ちしてましたよ~みなさん。」
迎えてくれたのがオーナーの谷ケ崎澄江である。
「ほらほら、寒かったでしょう。中へ、どうぞ~!お父さん。」
「あ~、いらっしゃい、児玉さんの~。」
そして、もう一人のオーナー谷ケ崎暢也である。
「ここ、ご夫婦でオーナーしてるんですって。もう…20年も…。」
一同、
「初めまして~お世話になります。」
相磯、
「素敵なペンションですよね~!うっとりする~。」
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